遂に弟に反撃するセティ
そんな最高の結婚式からわずか1日。
私は廊下をイヴと歩いている所を弟達に絡まれた。
「聞いたよセティ!その子と結婚したんだって?!」
「なんで式に呼んでくれなかったの?呼んでくれてたら楽しい式にしてあげたのに」
「そうそう。で、その子ちょっと貸してくれるよね?こんなに綺麗な子、初めて見たし、遊んで遊んであげたいんだよね」
ゲラゲラと笑う1歳ずつ違う弟達。
「セティ様…」
尻尾を丸め、怯えて私の陰に隠れるイヴ。
「毎日毎日やりまくってんだろ?別に僕達がちょっと相手してあげても減らないだろ?」
「それともセティみたいに可愛がってほしい?」
「いじめて可愛く鳴くのも見てみたいよね!ね!」
…私の中の何かが切れた。素早く上の弟2人の背後に回り込み、その首に爪を軽く突き立てる。
「なっ?!セティ?!」
「…殺すぞ、貴様等」
低く凄みを効かせた声でそう言うと一番下の何もされてない弟は腰を抜かし、漏らしてしまったようだ。
「で、出来るもんならやってみろ?!へ、セティには出来ないだろ?」
「あぁ、そうか」
私は爪を突き立てるのはやめて弟二人の首を締めた。
「がっ、ぐえぇっ」
「本当に殺してやろうか。イヴに手を出す害虫は潰さないとな」
手にビクビクと痙攣する振動が伝わって来る。もうあと数分締めれば弟達は死ぬだろう。
「す、すいませんでした兄上!!どうか許してください!!」
涙と鼻水を垂れ流しながら一番下の弟は土下座して謝る。
「兄上達を離してください!なんでもしますから!」




