結婚式 スチルあり
一週間はあっと言う間に過ぎ、いよいよ結婚式の日になった。
「いやぁ、めでたい!めでたいなあ!」
パシャパシャと写真を撮る義父メイホウ。
私はタキシード、イヴはウェディングドレスを着て腕を組み、赤い絨毯の上を歩く。
そして、神父と兄、もっちの待つ祭壇へとやって来る。
「汝、セティ・アレクサンドラ・グレーキャットは死が二人を分かつまでイヴリース・ファンタジアを愛することを証人セルケト・リチャード・グレーキャットに誓うか?」
神父に問われ、私は迷わずに「誓います」と答える。
「では汝、イヴリース・ファンタジアは死が二人を分かつまでセティ・アレクサンドラ・グレーキャットを愛することを証人セルケト・リチャード・グレーキャットに誓うか?」
「はい、誓います」
イヴもすぐに答えてくれる。
「二人の誓いを、夫婦になる事を証人、セルケト・リチャード・グレーキャットは認めるか?」
「はい、認めます」
兄は教会の夫婦名簿を拡げ、私達に差し出す。
「では、夫婦となる者の名を書き込みたまえ。
夫の名はそのまま、妻となる者はイヴリース・グレーキャットと」
私達は予行演習でやった通りに二人でペンを持ち、二人でお互いの名をそこに書いた。
「誓いは今夫婦名簿に記された。セティ、イヴリース。これからはこのモノクローディアに生き、子を生し、子々孫々栄えたまえ!」
私達は神父と証人になってくれた兄に頭を下げると教会から出る。
教会から出ると集まった世界新聞局全職員に祝福され、宮殿へと馬車に乗って帰った。
(イラスト:花見酒様)




