お腹の子の名前
もっちが出て行った後、さっそくイヴを抱いた。
何度も何度も抱き、終わると二人で風呂に入る。
「もう、セティ様ったら毎日こんなにしてよく無事ですわね」
二人で湯舟に使っているとイヴにそう言われた。
「それだけ君が魅力的だし惚れているんだ」
「もう、困ったパパでちゅよねー?ラムが生まれたら見せられまちぇんねー?」
お腹を摩りながらイヴはそう語り掛ける。
「…ラム?」
「あ、私が勝手に赤ちゃんを呼んでる名前です。
男の子だったらラムセス。女の子だったらセラフィムって。だからラムなんです」
「美しい名前だな。そうか、ラムか」
私もイヴの手に自分の手を重ね、一緒に腹を撫でる。
「初めはどっちが欲しいですか?」
「そうだな…君に容姿がよく似た男の子が欲しい」
美しく優しい、イヴに似ていて…兄のように優しい心を持った男の子が欲しい。
「私はセティ様に似た女の子が欲しいですわ。綺麗な月みたいな銀の髪に可愛らしい耳と尻尾。女の子ならお話も合うし…でも、パパを巡ってライバルになりそうね」
「勿論女の子が生まれても大事にするよ。ライバルにはならない。私にはイヴ、君が一番だから」
あぁ…愛おしすぎるイヴ…また元気を取り戻したソレをイヴに押し当てると「またですか」と怒られた。それでもすぐに愛に応えてくれる。
結局その後風呂で2回して、ベッドに行ってからもう1度しようとしたら本気で「お風呂に入った意味がありません!」と怒られてしまったから諦めたが。
「イヴ…」
大切で大切で、この世で一番愛おしいイヴ…。
君が死んだら私は生きていけないよ…。




