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イヴの妊娠
「セティ様、見て下さい!」
トイレから戻って来たイヴの手には一週間前にメイホウから渡された妊娠検査薬が握られていた。
「これは?」
「赤ちゃんが出来たんです!私達の赤ちゃんが!」
「本当か?!」
私は思わずイヴを抱き上げ、くるりと踊りまわってしまった。
「せ、セティ様…くすぐったい」
イヴを下ろし、イヴの腹に頬を擦り付ける。
「此処にいるんだな、私達の愛の結晶が!」
「はい!居ますよ、セティ様と私の愛の結晶が!」
嬉しくて嬉しくて…何度も頬を擦り付ける。
「愛しいイヴリース…私の子を孕んでくれて有難う」
「はい。セティ様…」
愛しいイヴに口付けをし、腹にも口付けをする。
「……で、悪いのだがイヴ…」
「なんでしょう?セティ様?」
「…毎日君を抱いているが…その…腹に子がいるのに抱いても…大丈夫だろうか?」
イヴと一緒にいるだけで常に私は欲情している…。
「あまり良くないと思いますが…我慢出来ませんよね?」
「あぁ…すまない…」
こうして話しているだけでも…。
「お腹に負担をかけないで、外に出してくだされば大丈夫ではないでしょうか?」
「そうさせてもらう…」
イヴへの愛が抑えられないのはどうすることも出来ない。
その後…イヴと一回だけ情を交わしてから兄へ妊娠の報告をするべく兄の部屋に向かった。




