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やってしまった…その翌朝~セティside~

~セティside~



気付けば朝だった。


「んっ…」


寝返りを打つと顔が柔らかい物に埋まる。


「…?!」


それは人の胸…


「あああああっ!!」


「きゃ!何?!」


マズイマズイマズイ……やってしまった…。


「すまない、イヴ…昨日はどうかしてた…」


「いいえ……それより、堕胎薬はありますか?もし出来ていたら…セティ様に迷惑がかかってしまいますので」


「此処にはない…」


「では街に行って買ってきます。急がないと…本当に赤ちゃん出来てしまいますので…」


ベッドから抜け出そうとするイヴの手を思わず掴んでしまった。


「……」


「離してください、セティ様。私急がないと」


「行かないで……私の子供を産んでくれ」


此処で離したら二度と会えなくなるんじゃないかと怖くてきつく手を握ってしまう。


「痛いです!離してください!」


「行かないと言ってくれるまで離さない!」


「行きませんから!折れてしまいます!離してください!」

手を離すとイヴは勢い余って後ろに転びそうになったので慌てて抱きとめる。


「…どうかしてます、セティ様」


「あぁ…どうかしてる。でも、君と永遠に離れたくない…ずっと愛し合っていたい…子供だって欲しい」


こんな事思ったのは初めてだ…何故、こんな事を思うし言ったりしてしまうのだろう。


イヴの顔を見上げるとまた欲が沸きあがって来る。

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