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うざいくらい慎重すぎる暗殺者  作者: 総督琉
第三章後編『儚い雪のように』
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第五十四話『儚い雪のように』

 どうしてこんなことになったのだろう。

 俺はただ、あいつを守りたかっただけなのに。


 届く距離に彼女はいた。

 いつも俺の隣で、俺を支えてくれた。

 同じ道を歩み、同じ苦悩をともにし、お互いの全てを晒し合った。


 始まりはあの日だ。

 川原で倒れている俺をあいつが救ってくれた。


 あいつが命を救ってくれた。だから俺はこうして生きている。

 なのに、どうしてこうなるかな。


「君の執行は私が見届けます。逆らえば君を殺すますし、彼女も殺します。理解していますよね」


 鳳の警告が銃口とともに浴びせられる。

 特待Aクラス主席鳳凛香。彼女に逆らって勝てる確率はゼロだ。

 一パーセントの可能性もない。それほどに鳳凛香は暗殺者として、それ以前にあらゆる面で優れている。


「お前は何だ」


「答えを見つけられるといいですね」


 鳳の油断を作り出すことはできない。

 俺は鳳が運転するバイクの後部座席で、ただ呆然とこの先の結末を思う。


「海洋都市まであと一時間。そこから先は指定のポイントで氷織を待ち伏せします」


「…………」


 冷たいバイクは無情に海洋都市を目指す。

 進行方向を変えず、ただ目的を執行するために。


 吹雪、お前が裏切るはずがない。

 当たり前だ。

 相談もなくこんなことをするようなお前じゃないだろ。

 当たり前だろ。

 誰かに脅されているだけなんだ。

 なあ、そうだろ。


 俺が救いに行く。

 たとえ鳳に逆らってでも、俺はお前を救うから。

 もう少しだけ待っていて。



 ♤



 昨晩のことを氷織は思い出していた。

 氷織の部屋に突然第Ⅰクラスの王子が訪問した。


「こんな時間に私に用か」


「二人きりで話がしたい。中に入ってもいいかな」


「怪しすぎる。ただでさえ危険視すべき第Ⅰクラス。その筆頭を担う鳳の右腕が私に話があるはずない」


「あるんですよ。あなただからこそ」


「私だから?」


「とぼけても無駄です。あなたには家族がいるでしょ。話があるのはあなたの家族についてです」


「何を、何をするつもりだ」


 氷織は激昂し、血走った目で王子を睨みつける。

 握りしめた拳は今にも王子に襲いかかりそうなほど震えている。


 暗殺者のポーカーフェイスが崩れた瞬間──暗殺者は処刑台に立たされる。


「僕は敵じゃない。君の親を救いたいんだよ」


「嘘つけ」


「本当さ。一旦冷静に話を聞いてくれないか」


「聞く必要もない。ここでお前を殺せば全て解決する」


 氷織は話を聞く耳を持たない。

 それもそのはず、大切に思っている両親の命に危機が迫っているかもしれない。冷静でいられるはずがない。


「僕は鳳に逆らってここにいる」


「──はっ!?」


 氷織は一瞬固まり、王子の言葉を咀嚼した。


「尚更意味が分からない。あいつの側にいれば、逆らうことは恐怖でできるはずがない。簡単に私を騙せると思うなよ」


「それでも話だけは聞け」


 王子の必死の訴えに氷織の殺意はわずかに和らぐ。


「明日の夜、鳳がお前の両親を殺そうとする」


「なぜだ」


「鳳は他の全てのクラスの暗殺者を殺すつもりだ。その第一歩として第Ⅳクラスを狙う。そこでお前の両親を殺すことで精神攻撃を仕掛け、その後徹底的に潰すつもりだ」


「第Ⅲクラスの襲撃は偶然か?」


「らしいな。少なくとも上位三クラスは全て他クラスを潰そうとしている。この先も同じようなことは何度も訪れる」


 氷織は避けられない現実を受け止めた。

 暗殺学園とはそういう方針であり、弱肉強食を全面に掲げている。

 弱き者に慈悲はなく、強者のみに焦点を当てる。


 氷織も分かっていた。

 分かっていたからこそ、第Ⅵクラスと親交が深まったことに対し喜びは感じていた。

 だが全ては鳳によって壊される。


「私は……死ぬんだな」


「鳳には誰も勝てない。だが──」


 王子は続けて言う。


「鳳の策を食い止める方法は一つだけ残っている」


「あるはずがない」


「暗殺学園の存在を世間に公表してしまえばいい。そうなれば三国がここ東国に攻め込み、暗殺学園は終焉を迎える。氷夜が北国の王子であるなら、彼を救おうとする者もいるはずだ」


「確かに生き残れるかもしれない。だがお前は死ぬかもしれない。どうして私にこの策を伝えた」


 王子のとってはメリットがないように思える今回の話。

 成功すれば王子にとって不利になることが多い。


「──死にたいんだよ」


 予想外の発言に氷織は硬直する。


「暗殺学園で生きた以上、ここが存在し続ける限り僕はここで一生を終える。命を奪う日々、そんなものを繰り返したくない。だから暗殺学園を終わらせて、今度は希望を持って生まれたい。その全てをお前に託せると思った」


 王子が真実を話しているかどうか、氷織には分からない。

 だが熱意は伝わった。


「分かった。でも、暗殺学園の存在を確実に証明できる物はない」


「それに関しては抜かりはない。入手していた物がある」


 王子が取り出したのは万年筆だ。

 黒く光沢があり、一見ただの万年筆。


「これにはある人物が暗殺学園の詳細を記したデータが入っている。これまで暗殺した対象や場所、その他多くの情報が詰まっている。ここに詰まった情報と報道された事件を照らし合わせれば暗殺学園の存在証明は成される」


「そんなに凄い物があるなんて……」


 氷織は驚きながら万年筆を受け取る。


「鳳は明日の夜に動き出す。それまで圧倒的に時間がある。最大限の準備をして海洋都市にいる西国にこの情報を渡せ」


「分かった」





 氷織が暗殺学園を裏切り、海洋都市へ向かった理由はそれだ。

 氷織は王子の言葉を信じ、万年筆とともに暗殺学園に反旗を翻した。

 だが氷織らが泊まっていたホテルから海洋都市までは車で一時間以上、歩いて十時間はかかる。氷織は隠密さを極め、歩いて海洋都市を目指していた。


 出発したのが深夜二時。

 暗殺学園で鍛えられた強靭な脚力で最短距離を進めば六時間もかからず到着する。

 だが海洋都市へ着くまでには多くの防犯カメラがあり、万全を期すためカメラには映らないようにしていた。そのため海洋都市に着くまでに大幅なタイムロスをしていた。


 氷織は夜までに海洋都市へ着けばいいと考えていた。

 鳳に気付かれなければ物事は順調に進む。

 すっかり王子の言っていたことが嘘であるという可能性を消去していた。


「もう十時。四分の三進めただけマシか」


 海洋都市へ向かう道は険しかった。

 氷織が休息を取っているのは山奥にある小屋だ。

 クモの巣だらけで使われている古びている。


 小屋にはヒビの入った写真立てが床に倒れている。

 見知らぬ家族が笑顔で写っている。


「お父さん、お母さん、氷夜、私は皆のために東国を終わらせるよ」


 見知らぬ家族の写真立てを胸に押し当てる。

 決意を再度確認し、歩き出した。


 一時間も歩けば山は途切れ、海に続く広い川が広がっていた。

 川を越え、再び山を数時間歩けば海洋都市に着く。

 だが川は見通しがよく、川を跨ぐ大きな橋から見える。


 氷織は双眼鏡を取り出し、橋を確認する。


「監視カメラはあるか。だが映しているのは川だけで岸は映らない。深く潜って潜水したまま対岸へ行ければ映らないか」


 五百メートルはある川を五分で渡り切り、その間一度も息継ぎはしなかった。

 渡り終えた氷織は岸で仰向けになり、休息をとっていた。


「さすがに五分間無呼吸で泳ぐのはきついな」


 一分の休憩を終え、氷織は再び歩き出した。

 再び山を歩き出した──瞬間だった。


 氷織の頬を目にも止まらぬ速さで何かが駆け抜けた。頬からは血が流れ、背後にあった木は倒木する。


「狙撃、にしては……」


 氷織の目はまず倒れた木に向く。

 木に埋まった銃弾は人差し指ほどの大きさはあり、まともに当たれば命を繋ぐのは不可能だ。


「私の動きがもうバレたのか。いや、まさかそんなわけ……」


 氷織は頭を抱え、強く噛む。


 最初からおかしな話だった。

 王子の話を信じた自分の愚かさを呪った。


「そういうことか。王子」





 氷織の視線の先、八百メートル離れた場所に王子はいた。王子は銃口が太いスナイパーライフルを構え、氷織を狙った。銃弾は命中せず、わずかに逸れた。

 銃弾の行方を耳で確認した鳳は、そのことを王子に伝える。


「外しましたか。普通の銃と差異はないと思っていましたが、それほどあまくないですね」


「初撃で掠るのはなかなかですよ」


「でも鳳さんだったら当てていたでしょ」


「私と比較するのは酷ですよ。私は才能の塊なんですから」


 鳳は謙虚さもなく宣言した。


「次はあなたがやりますか。氷夜さん」


 鳳の隣には茫然自失状態となった氷夜がポツンと立っている。牙を抜かれた獣のように、戦意は感じられない。

 鳳は真っ白に染まった氷夜を見て微笑む。


「あなたが殺さなくても私たちが殺しますよ。せめて最後はあなたの手で終わらせてあげてください。その方が彼女も喜びます」


 氷夜は答えない。

 どうすればいいか、彼自身見失っている。

 何をどうしても鳳には勝てない。逃げられない。


「王子、さっさと殺して構いません」


 何もしない氷夜を見て、鳳はため息をこぼす。

 無気力な青年には失望を。


 王子は銃弾を込め、引き金を引く。

 それを何度も繰り返す。


「さすがにAクラス第五席。既にこちらの場所を悟り、弾丸が来るのを見計らってかわし始めました」


「大きい分、狙撃時に発せられる音が大きすぎますね」


「良いハンデです。時間はたっぷりありますから、狙撃の練習と捉えて頑張ってください」


 砲声のような銃声が森に轟く。

 その度に木々は粉砕され、爆裂する。


 鳳は氷夜を見るが、動かない。

 鳳はいよいよ自分が動き出そうとしていた。


 だが──



 ♤



 氷夜は愛されたかった。

 生まれてまもなく、彼の異常性を見た者は畏怖し、拒んだ。

 親でさえも彼と距離を置き、最低限の関わりだけで済ませた。


 生まれながらに生き物の命を奪う才能があった。

 だから生き物の命を繋ぐ才能が欲しかった。

 自分がこれ以上嫌われないように。


 何をしても周囲との距離は変わらなかった。

 幼くして医術を学ぼうとすることに周囲は恐れた。

 今度は何を企んでいるのか、と。


 何をしても結果は振るわず、最悪な末路が彼を待っていた。

 どれだけ努力を積み重ねても、運命は悪魔のように微笑む。


 諦めた。

 あの日、北国で革命が起こった日、死んでも良いと思った。

 だが最後に父に救われ、何もかもが分からなくなった。

 分からないまま川を流れ、氷織に拾われた。


 そこで初めて家族を見た。

 両親から愛される氷織を見て、氷夜は嫉妬した。


「そうか。俺は愛されたかったんだ」



 ♤



 王子はなかなか仕留められないでいた。

 氷夜が微動だにしないのを見ると、鳳は動き出そうとしていた。

 だが、氷夜が発する。


「吹雪は、俺が殺す。だからお前らは端から見ていろ」


「誰が信じるか」


 王子はあり得ないと一蹴する。


「どのみち逃げられないんだ。そのくらいお前以上鳳以下の俺の頭でも理解できる」


 氷夜は流暢な喋り出しで王子を威圧し、黙らせる。


「武器はどうしますか」


「俺の手持ちで十分だ」


 氷夜の右手には拳銃を、左手にはナイフが握られている。

 氷夜はそのまま山を駆け下り、氷織のいる場所へと向かった。


「良いんですか? 彼に氷織を殺す意思はないように見えました」


「束の間の自由に何を選ぶか。私はそれが見ていたいのです」


「……そうですか」


 鳳は耳で氷夜を追っていた。

 音だけで氷夜と氷織の動きは把握できる。


 駆け下りた氷夜は氷織の姿がわずかに見えた瞬間、木々を足場に縦横無尽に飛び回る。

 氷織は自分の周囲を右往左往する気配に気付き、全力疾走で振り切ろうとするが振り切れない。

 気配が背後に回り込んだ刹那、氷織は振り向き、刃を振るった。刃は突撃してきた人物の刃と交錯し、激しい火花を散らす。


「氷夜!?」


「吹雪、これからお前を殺す」


「…………っ!」


 一瞬の沈黙。

 途切れるとともに吹雪は笑う。


「ああ、殺し合おう」




 王子は驚いていた。

 森の中、銃弾が飛び交い、ナイフが幾度も振るわれる。

 木々は砕け、爆砕し、吹き飛ぶ。


「本気で殺し合ってる……! 彼らって家族ですよね」


「…………」


 王子は唖然とし、鳳は無言で二人の戦闘を知見していた。


 刃には確実な殺意が込められ、威力とともに振るわれる。

 お互いに威力に威力をぶつけ、殺し合う。


 氷夜と氷織は互いに全身にかすり傷を負っている。

 激しい戦いの中で、互いの体力も限界まで近づいている。


「決着はもうすぐです」


 鳳は期待に胸を膨らませていた。

 家族のように育った二人がもう終わる。


「吹雪、勝つのは俺だ」

「残念だけど氷夜、私の方が強いでしょ」


 氷織の手にはスイッチが握られている。

 氷夜は最悪の想定をしたが、案の定だった。

 百メートル一帯が爆発した。地面から爆発が起こり、木々が吹き飛び、砂煙が舞い上がる。


「おらあああああああああ」


 氷織は崩れ行く足場を駆け抜ける。

 進行方向には拳銃を構える氷夜だ。


「「これで最後」」


 銃弾が重なって二度響いた。

 銃弾は砂煙で視界の悪い中、確かに二人の心臓と額を撃ち抜いた。

 氷夜と氷織は血を流し、地面に転がった。


「決着がついたようですね」


 爆発によって森に広々とした空間ができた。その中心で倒れるのは額と心臓から血を流す氷夜と氷織だ。


「あの二人から心臓の音がしません。まさか本当に成し遂げるとは」


「一応死んだか確認してきます」


 王子は向かおうとするが、鳳が止める。


「これほどの爆破をしたのです。土砂崩れが起きますよ」


 鳳の宣言通り、爆発が起こった一帯の大地に揺らぎが生じ始めていた。


「王子さん、帰りますよ。二人は死亡しましたから」


 鳳に連れられ、王子は森を後にする。

 直後、氷夜と氷織が倒れる空間に大量の土砂が被さり、二人の死体は土に埋もれた。



 ♤



 午後一時。

 海洋都市近郊にある砂浜。

 鮫が多くいることから立ち入り禁止区画となっている。人の気配はなく、二人の影が落ちるだけ。


「死んだふり作戦成功だね。氷夜」


「最高の演技ができたんだ。さすがの鳳も騙されてくれるだろう」


「だといいね」


 二人は砂浜を手を繋いで歩く。

 海と砂の境界線に沿って、海洋都市を目指す。


「冬待の町はあんなに雪が降っていたのに、ここだと日射しが強いね。夏と冬が鉢合わせしたみたいだよ」


「俺たちが生まれた北国も雪の降る国だったな」


「かまくらを造って三日くらいその中で暮らしたりしたよね。四日目で私が熱出しちゃったけど、氷夜が凄い手際で処置したっけ。あの時ばかりは氷夜が大人に見えたよ」


 氷夜はわずかに口に微笑みを浮かべる。


「嬉しいんでしょ」


「べ、別に……」


 氷夜は一層顔を火照らせる。

 それを見た氷織は無邪気に笑う。

 二人の後ろ姿は下校中の幼馴染み二人のように仲睦まじさを感じさせる。


「海洋都市に着けば、私は救われるのかな」


「救われる。王子が渡した万年筆には確かに情報が入っているのは確認した」


「私、あの頃の生活が大好きだった。またあの日に戻れるかな」


「戻ろう。俺たちならできる」


「うん」


 氷夜は力強く氷織の手を握る。

 離さないと誓うように、ぐっと。



 ──その手は唐突に



 氷夜の手には血がこぼれ落ちる。


「…………ぁ」


 氷夜が握っていた手は抜け殻のように力を失う。

 氷夜の体に氷織が寄りかかる。


「…………」


 息をのみ、ゆっくりと氷織へ視線を向ける。

 躊躇いながら氷織を見ると、氷織の胸もとは薔薇が咲いたように赤く染まっていた。


「吹雪……ッ、ふ、フブ…………」


 喪失が流れた。

 哀愁をくらった。

 感傷に傷ついた。


「氷夜冴。これで任務は終わりましたね」


 崖の上、そこには狙撃銃を構えた鳳の姿があった。

 見上げる氷夜の視線は獰猛に研がれた。


「お前が、吹雪を、殺した」


「でしたら?」


「コロ、してやる。殺してやる。──殺す」


 氷夜は氷織をそっと砂浜に横たわらせる。

 氷夜は銃弾と錆びついたナイフを構え、鳳と向かい合う。


「駄目ですよ氷夜。もう二発目は放たれています」


 突然肩に激痛が走った。

 真上から銃弾を浴びせられたような感覚に襲われ、上を見上げるが何もない。


「まさか……弾丸が落ちる場所を推測して撃ったのか!」


「意外と挑戦してみるものですね。当たっちゃいました」


 鳳は容赦なく銃口を氷夜に向ける。

 冷徹な表情で、一つの命を終わらせることに躊躇いはない。


「化け物かよ」


「ただの天才です」


 自分の実力に絶対の信頼を寄せ、自分が圧倒的であることを確信した振る舞い。

 相手の刃が自分に届かないことを分かっているからこその笑みで、余裕の佇まい。


「さよならは私から」


 氷夜の心臓を鳳が貫く。

 心臓は悲鳴をあげ、死に迎え入れられる。


 それでも氷夜は最後の力を振り絞り、氷織のもとまで体を引きずった。


「俺は……お前を守ると誓った。なのに……」


 海と砂浜の境界で、二人は手を重ね合わせる。

 冷えきった手を掴み、氷夜は息絶えた。


「──まずは第Ⅳクラス」


 第Ⅳクラス、壊滅。

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