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リンク  作者: yuyu
第二章 本格始動

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69話 名前は、Geheimnis

咲夜は、戻るとプロペラ製図を始めた。既に知佳は、作業を始めており何を書いてるのか除くと何かの足場の様な櫓を書いていた。二人は話すことなく作業を始めて4時間ほどすると知佳は作業が終わったようで伸びをしていた。


「終わったのか」

「うん」

「そうか、何かいてたんだ」

「足場」

「それはなんとなくわかってたんだがなんだ」


咲夜は、知佳が完成したと言っている足場の設計図を見ると完全な長方形とかではなく台形に近いのだが明らかに一部が欠けており不完全な形ではあった。


「これ、どこに使うんだ」

「飛行機」

「今のか」

「今のもこの後にも」


咲夜は、知佳が何を言いたいのかわからなかったのだが知佳が机に置いていた作成中の機体のある程度の形状をしたものをそこに置いた。すると知佳が何のための足場かが分かった。


「これ、機体の前面を覆う足場か」

「うん、無いと作業しにくいし改造もしにくい」

「確かに、今後実験するとき改造は楽になるな」

「そう、それに現状でも便利ではある」

「それは、そうだな」

「でしょ」

「これ、分解できるのか」

「出来はするけど、組み立てに時間が掛かるから今回は、組み立てた状態で作る」

「そうか、これ出来たら格納庫に運ぶのか?」

「今は、そのつもり」

「了解」

「で、そっちは」


知佳は、咲夜の進みを確認してきた。咲夜は、アニメーションを作る様に書いているので1断面当たりの時間が短くなるなったことで想定よりも早い90%ほど完成していた。ここからは、接続部も関係してくるので今までの様に順調に進むことは無いのだがそれでも早い進捗だった。


「速い」

「まあ、同じ感じだからな」

「それでも」


咲夜は、紙1枚に対して1断面しか書いていないのでパラパラ漫画の様に紙を動かすとなんとなくプロペラの形状が分かるので知佳に見せるように動かした。知佳は、問題がないか確認していた。当然知佳は咲夜が暗記が正確なのは、わかっているのだが再度確認する方が確実なので見ていた。


「どうだ」

「完璧」

「そうか」

「今日中に出来そう」

「できないことは無いが、本気か」

「うん」

「そうか、ならやるか」

「そうして」


何時もの知佳の無茶振りに答えつつ咲夜も連続で仕上げた方が楽だとは考えていたので今日中に仕上げるつもりではあったのだが言われてしまうとやる気が無くなってしまうのは咲夜も同じだった。


「俺は、これをやるとして知佳はどうする」

「増槽を書く」

「それは、機体のか?」

「それ以外にある」

「ないな」

「でしょ」

「燃料は、機体の奴だけで大丈夫だろ」

「うん、足りてる」

「なぜ」

「なんとなくと、荷物入れ」

「なるほど」


確かに、機体は元々戦闘機なので乗員空間には何も置けないのだが、今回に関しては移動がメインの機体なので荷物入れに関してはあった方が良いことにか変わり無かった。


「でも、燃料は入れるようにもするよ」

「別に用意することになるな」

「うん、でもそこまで変わらない」

「調べて来たのか」

「うん、でも全部は、覚えてない」

「そうか」


知佳は、咲夜の方をじっと見ていたのだが咲夜は、気が付かないふりをした。現状の作業量でも多い上にそれほど量が多いわけではなく少ない方ではあるのだがそれでもやりたくは無かった。


「気が付いてるんでしょ」

「なんのことだ」

「覚えて欲しいこと」

「気が付いてはいる」

「なら」

「今じゃない」

「あって損はない」


確かにあって損はないのだがそれでも機体も完成しておらずコックピットの暗記も終わっていないのでそのことが終わってからと考えていた。


「あって損はないが機体の初飛行が終わってからな」

「分かった」


簡単に引き下が咲夜はこうなることもわかっていた。同じように知佳もこの装備が現状必要なわけではなうことは分かっているので簡単に引き下がった。それに他にやることがあるので問題なかった。


「ならなにやるんだ」

「銃を続きやるか、会社設立の手続きやる」

「先はどっちするんだ」

「会社からのする」

「そうか、俺がないかやることはあるか」

「社長は、やることは無い」

「やっぱり社長か」

「うん」

「ここまでやってるから仕方ないか、それやることは無いか」

「ない、ほとんど会社設立の書類は、出来てるから」

「そうか」


会社設立に関しては、初期の時から決まっていた上に瑠璃とも話し合っておりこのことは知佳も知っているので必要な書類は出来ている上に条件の一つの所有物件もあるので残りは申請する程度だった。


「申請してきても問題はないと思ってる」

「してみるか」

「しても良い」

「一旦、してみたら」

「そうね、してくる」


咲夜は、半分冗談だったのだが知佳が思いの他、やる気だった。それでも会社を早く建てた方が良いのは変わりなかったので知佳を送り出すことにした。


「それで、会社名はどうするんだ」

「言ってなかったけ」

「ああ、決めると言って聞いてなった」


咲夜は、名前にこだわりが無かったので知佳に任せていた。


「名前は、Geheimnis」


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