炎龍との出会い
『そこの者達、我に何か用か?用が無いなら立ち去るが良い。今の我は機嫌が良いので、見逃してやろう。』
心に響く声?であった。
『久しぶりだな、炎龍よ。我だ。』
マダラが姿を見せて言った。ん?知り合いなの?
『ふん、貴様か。人間と一緒に居るとは、相変わらず物好きな奴め。我に何か用か?横の人間は?』
『今の主よ。森の獣人の所に来たのだが、魔物が山から降りてきたから、何かあるのかと確認に来たのだが、お前が居たからか。謎が解けたわい。』
『主だとっ?貴様が気にいるとは、珍しい。魔物達は、我の気配に逃げただけだが、迷惑かけたなら謝ろう。』
『まあ、お前もたまには具現化して休みたいだろうし、仕方なかろう。魔物は退治したしな。』
『うむ、休むには、ここはもってこいの場所なのでな。熱の補給も出来るしな。次からは、魔物を狩ってから休む事にするわい。』
「えっと、知り合いみたいだけと、一応自己紹介します。クレイと言います。よろしくお願いします。」
『ふむ、名乗られたからには、こちらも返事しよう。炎龍である。コヤツに気に入られた人間には、少々興味が湧くな。クレイとやら、まあ、襲いはしないから、ゆっくりしていけ。』
「そうしたいですが、熱くて。」
『む?ああ、人間には熱いか。よし、少し待て』
そう炎龍が言うと、周囲の熱が下がっていく。
「え?何をされたのですか?」
『熱の補給を止めただけだ。吸い上げると周りも熱くなるのでな。』
「そうなんですね。ありがとうございます。」




