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火山

レオと会話していて、疑問に思ったことを聞く。

「そういや、あの数の魔物って、よく攻めてくるの?」

「いや、あんな数は初めてだ。最近増えてきてはいたのだ。頻度も多いし、おそらく火山近郊の魔物が、こちらに攻めてきてるのだろう。あの辺りは、魔物が多いのだが、こちらには滅多に来なかったのだが、何かあったのかもしれない。」

「火山?」

「森の奥を抜けた所に、火山があるのだ。火山の魔物は縄張り意識が強く、火山から出ることは、ほとんど無かったんだけどな。」

「何が起こったんだろうね?」

「一緒に偵察に行かないか?」

レオの一言で、今日の予定決まってしまった。まあ、やる事ないしいいか。


マダラに乗って進むクレイ。

隣には馬に乗るレオ。馬獣人ではなく、普通の馬だ。

森の中に散発的に出てくる魔物を倒しながら、昼過ぎには、火山の近くまで来た。

「なんか、おかしくない?」

クレイが聞く。

「ああ、明らかにおかしい。」

目の前での光景を見て2人が言う。

森の魔物と、火山の魔物。見た目がほぼ一緒だが、一目で違いが分かる。

色が違うのだ。

森の魔物は、緑色。

火山の魔物は、茶色。

それが、群れをなし、武器を整えたり、防具を作っている。ゴブリンやオーク、オーガの姿まで見える。

「ヤバイよね?数もこないだより多そうだし。」

クレイが呟く。

「これは急いて戻って、準備と、非戦闘員の避難をしないと。」

レオも顔を真っ青にして言う。

急ぎ反転して、脱兎のごとく馬を走らせるレオと、それに続いたクレイであった。



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