獅子獣人レオ
「すまない、助かった。俺は獅子族の長、レオだ。君達は?」
獣人族のリーダーらしき男、獅子族の男が、そう言った。
獅子族とは、百獣の王の獅子の特徴を持つ獣人だ。
とは言っても、毛むくじゃらではない。大きな身体で、多少毛深いが、見た目は、ほぼ人である。今は。
先程までは、獣化と呼ばれる、戦闘体型であったので、まさしく獅子の顔と、獅子の様なたくましい身体であった。
「僕はクレイ、冒険者です。こちらは地竜のマダラと、マジックパイソンのシャル。僕の仲間です。危なそうに見えたので、助太刀しました。倒せて良かったです。」
クレイが答えた。
「クレイ、、、どこかで聞いたような気がするが、どこだっけ?」
レオが、考え込むと、
「こないだの王国と共和国との戦争で、大活躍した人族が、クレイって、名前じゃなかったっけ?」
隣に居た、レオによく似た男が、レオに言う。
「あ、それ、僕です。」
クレイが、恥ずかしそうに言った。
「おお!それでは、我らが同胞を救ってくれた人族じゃないかっ!ありがとう!今回も助かった!良ければ一緒に来てくれないか?歓迎したい!」
レオが、誘う。
「あての無い旅だし、良いですよ。出来れば、今夜の宿も取りたいので、宿も紹介して下さい。」
クレイが言うと、
「うちに泊まれば良い!色々聞かせてくれ!」
レオが言い、獣人たちと、歩き始めるのだった。
先程、レオの隣に居たのは、レオの弟らしい。名はロカ。
他にも、狼獣人や、虎獣人、豹獣人など、武闘派の獣人達が居た。色々質問に答えながら、楽しく、また気恥ずかしく進むのであった。




