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第12話 シャルの能力

次の日、シャルを連れて狩に行く。


いつも通り左腕に巻き付くシャル。


現れたのは。


ラウンドベア。


土属性の熊で、かなりの巨体。土なので、斬ってもダメージは、ほぼ無し。倒すには、水属性で、攻撃して、水圧で溶かすように散らばらせれは、活動停止する。


クレイは、昨日身につけた、ファイアボールを纏わせた剣で、「爆発させたら、散らばらないかな?」

と、考えた。


剣にファイアボールを纏わせ、ラウンドベアが、ゆっくりこちらを睨んだ瞬間。左方向より、僅かな気配を察知した。


ラウンドベアに意識が向いていたため、反応が遅れる。


飛び出してきたのは、羽ヒル。

体長1メートルほどで、体の側面に、一対の薄い膜があり、それで飛んできて、体に吸い付き、血を吸うヒルの仲間である。

思わず、左手で、ヒルを掴もうと手を伸ばすと。

シャルの口から、黄色いイナズマが放出された。


バチッ!っと、音をたて、感電して、地面に落ちる羽ヒル。皮膜はボロボロ、体は、黒焦げである。


「スゲ!」

クレイが、驚きの声をあげたとき、目の前には、ラウンドベアが迫っていた。


「あ、忘れてた。」


クレイが、剣を振り抜き、ラウンドベアの胴体を薙ぎる。


ドンッ!と音をたて、爆風と共に、土でできた体が四散する。


埃だらけになった体をはたきながら、


「シャルは、雷属性なのか?」

と、シャルに声をかけるが、シャルは、首を捻る。


「まあいいか。助かったし。こいつらすばしっこいし、狩るのめんどくさいし、ラッキ〜」

と、やはりあまり考えて無い様子のクレイ。


ラウンドベアを忘れてたいたこともだが、色々残念な少年である。


その後、シャルの餌用の、ホーンラビットを狩っていた。

斬りつけた、ホーンラビットが、光を放ち、その場に、黒い石が落ちる。


「お!レアだ!」

クレイが言う。


モンスターは、基本、倒したからといって、お金が落ちたり、武器が落ちたりしない。どこかのゲームとは違うのである。

が、魔力の多いモンスターは、倒した時に、魔力が固まり、魔石となることがある。これがレアだ。

魔石は、有効活用できるため、高値で売れるのだ。ラッキーである。





やっとシャルを攻撃に参加させました。

モンスターらしいところを、見せておかないとね笑

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