11/56
第11話 魔法
昼からは、アリアと魔法の修行である。
アリアは言う。
「魔力は人並み以上にあるのに、体から放出出来ない。体を強化するのは、自然に出来てるのに、何故飛ばせないのかしら?」
そう、クレイは、体から魔力を放出出来ないのだ、初歩のファイアボールすら、右手の掌の上に出そうものなら、飛ばす前に、自分の掌を焼く有様。
見ていたジャックが、
「てか、右手は、剣持ってるんだし、剣にファイアボール纏わせられないかな?それなら、掌焦げないだろ?」
と、思いつく。
「「なるほど!!」」
2人は、何故そこに思考が向かなかったのか。
剣を体の一部とイメージして、ファイアボールを思い描く。
すると、剣の刀身に、炎が纏う。
「成功だ!そのまま、そこの丸太、斬ってみろ!」
ジャックが言うので、クレイは、丸太を斬りつける。
スパッっと、斬れた後、丸太は爆発する。
「「「おおっ!」」」
3人同時に声を出す。
遺伝子のなせる技か。
「使えそうね。あとは、他でも応用できるかどうかだね。」
アリアは、頷きながら嬉しそうだ。




