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LOVERSコード3neon―1係応援案件編―  作者: 蒼貴みかげ


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3/8

code07:vision03 来光

 捜査部を出て、階段室へ入った。

 司令室へ戻るため8階から9階へ。


 ちょうどいいと思って部屋を出ていたが。

 奈守のシャワーは終わっているだろうか。


 9階の扉を開けると。

 差し込む朝の光の中で。

 すぐ横のエレベーターの扉も同時に開いて。

 降りて来た高桐と出くわした。


「あ」


 ちょっと驚いている。

 が、息をつくように小さく笑ってくれる。

 三朝も一瞬、口元をゆるめて。


 平然と並んで歩き始めた。


「捜査部へ行ってたのか」


「昨日の報告書の件で、白石さんに。

所轄でのことを聞いてきました」


「そうか。上げれそうか?」


「はい、ほとんど書けたので」


「もう? 早いな」


 司令室のドアは、高桐が開けた。


 先ほどと服装は違うが、

 同じ姿勢でソファで煙草を吸う奈守。


 こちらを見るなり、嬉しそうに。


「おやー。これはこれは」


 いや、愉しそうに視線を流した。

 

「高桐警視。お出ましですね~」


 即座に、高桐がふり返る。

 三朝は見上げ、小声で答えた。


「なんか、ご存じみたいで……」


「まあまあまあ。いいじゃないですか。行きますよ」


 大股で近づいていた奈守が。

 がしっと。

 高桐の首に腕を回してロックしている。


「行くって、どこに」


「朝めし、まだでしょ?

ちょっと食うぐらいの時間はいいですよね。ね?

行きましょう」


「おい、奈守」


「行くっつってんだろ。来いよ」


 ドアレバーを掴んだ奈守が。

 高桐を引き立てるように連れ去って。


 瞬きして、2人を見送った。


 閉じかけるドアを再度、開けて。

 三朝は中のデスクで報告書を仕上げた。

『LOVERSコード』および関連作品に掲載されている文章・画像・動画・ロゴ・キャラクター・設定等の権利は、作者・蒼貴みかげに帰属します。

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