異世界の衛星
本格的なスパイになっていく。
早朝、ダークは早朝、パイがいない事に気づいた。何となく察しがついたんでみんなの分の朝食を作る。
なんだが主夫も悪くないかもと思いながら、たまっていた洗濯までしてしまった。
そうこうしていると、パイが戻っており、みんなをおこしていた。朝から元気な声で、
「おはよう、みんな聞いて、財宝は10兆円以上あるよ。やはり魔王だよ。何百年かけて集めたのかな。まだあるかもしれないよ。」
「あさから元気だねパイは。」と大きなあくびをしながら、ローズが寝ぼけてた。
ダークは満たされた感じで
「もしよかったら、大きな屋敷にみんなで住まないか。拠点も含めてなんだが。」
みんな一斉に目が覚めたようだった。
ダークはさらに今後の計画について話した。
「パイ、昨日からご苦労だったね。この財宝があれば、俺たちの同期を呼ぶことができるかもしれない。あくまでも、希望だからね。もし、来た時の為にも、この異世界を攻略してかなければならない。まずは、地球連合国家から物資を頼もうと思う。物資は人工衛星設備機器。そして、人口衛星をあげてもらう。魔王城も少し変化したことから、もしかして、魔王が討伐した影響で幻術が解かれ、地形が戻ったかもしれないしな。この、人数でこの異世界規模の諜報活動を行うことは至難のワザかもしれないが。同期の悲願でもある、異世界移住がこの資金があればできるかもしれん。どうだろうか。」
「ダークってすごいよ。いつから思っていたの。」アイズが抱き付いてきた。
「早速、本部のシルバーと交渉しましょう。」ルビーはすかさず言った。
リーフは申し訳なさそうに言った。
「実は昨日の卵、一つポケットに入れてたのを忘れちゃって・・・孵化しちゃった。」
「え~~。ウソでしょ。可愛いの?それとも凶暴なの?」ローズから母性があふれ出した。
「実は羽がはえたドラゴンみたいなの。」リーフはデレッた顔になった。
「ほかの卵はどうした。」頭をかきながらダークが呆れた。
「ほかの卵は研究用保冷ケースに入れ地球連合国家に送っていますから、今は孵化の心配はないです。」
「このミニドラゴンは孵化していたところで見つけたということにしよう。来週もう一回、魔王城に行こう。まだ卵があれば、ドラゴンがかえっているかもしれないからな。でも、このミニドラゴンどうしようか。」
「しばらく、飼いましょう。ダーク」そこには、嬉しそうなローズがいた。
「しょうがないか。みんなも面倒みてやれよ。」
「は~い」と大きな声で返事をした。
食事もすみ、みんなで拠点に行った。ついてみるとシルバーからの報告書が転送魔法陣の上に届いていた。報告書をみると、呪われているかもしれないアイテムの危険性について書いてあった。財宝とは別に保管しているアイテムを早急に地球連合国家に送って処置をとる必要が出てきた。
チーム全員で保管庫に向かって送る準備をした時だった。
「金貨が挟まってる、待ってその本」とパイが本を奪おうとしたとき。リーフが本を持ち上げた。
それをパイが奪おうとしたが弾いてしまった。開いた状態でダークが本の中味をのぞいてしまった。
その瞬間、本が輝いて、ダークが気絶した。
本をよく見ると、白紙のページしかなかった。
ダークにゆらして、湿らせたハンカチで顔を拭くと目を覚ました。
「なんだったんだ今のは・・」
「ダーク大丈夫。なんだったの。」
「見たことのない文字が、目の中に飛び込んで、魔法が使えるというお告げを聞いたんだ。」
「何それ聞いたことない。じゃやってみてよ。どんな魔法が使えるの。」
「わからないが空でも飛んでみるよ。」
スーと宙に浮く。
「ホントー。魔法使いみたい。もしかしたら、その本、有名な魔法使いの魔導書だったりして。」
「今日は、地球連合国に行って、Dr.サラにもあってきたほうがいいよ。」
「大丈夫、ほんとに、大丈夫なら朝の件も上申書も出したら。」
「そうだよ。よろしく、後、ここのアイテムも一緒に持っててよ。報告書とともにね。」
「すいません。私が役立たずで、チームの補充もお願いしたほうがいいのでは。」
なんか企んでるなと思いながら、いったん、地球連合国家に戻ったほうがいいとわかっていた。
そう思いながらも、魔法や超能力みたいに、さっさと片付けたいなとおもったら、
知らないスペルを唱えていた。
次の瞬間、あっという間に荷造りまで終えた。
「便利だね~。」「魔王になっちゃったんじゃない。」
なんて声まで聞こえてきた。
そして昼前には片付いてしまった。
少し報告書をまとめてダークは地球に日帰り出張することとなった。
次回は地球に行きます。




