景気に沸く町
ダークの男子力を上げていくぜ。
昼の町に出かける時は、今までは全員で歩いたことはなかった。
諜報活動のため、さりげなさをよそおうために、女2人ないし3人で歩かせていた。
リーフが来たおかげでみんなカップルを装うことができると思っていた、女だったことであの日は少し荒れていたのかもしれない。
しかし、魔王もいなくなり、町全体が明るくなり、買い物をしている人が特に多くなっているようだ。
馴染みの鍛冶屋に常連のように、振舞っている客がいた。
相変わらずダークは聞き耳を立てている。
「俺の防具と、剣に盾、買い取ってくれよ。お金がいるんだよ。」
「お客さん、馴染みということで、少し待ってくれないか。
魔物があまりでなくなってきたせいで、売れないは買い取ってくれっていう
お客が多くなってしまって、商売あがったりだよ。」
「そこを何とかしてくれよ。道具屋でさえ、回復ポーションでさえ買い取ってもらえないだ。」
「悪いけど、俺ら商売人は魔王様さまだったんだからよ。」
「戦争でもやってる国があれば、買い取ってその国にうっぱらえるんだけどな・・・」
「そういうなって、こちは急に街中も景気よくなって、食料が高くなっちゃてびっくりしてるんだ。」
「そうだよな、食料は魔王が生きてた時も高かったけど、食料まで品薄だと、しばらくはスラムの連中は食うことが出来ないかもな。飢え死にする奴もでてくるかも。そうだ、暴動が起きるから、武器と防具がいるぞ。そうだ、売らないほうがいいぞ。」
「ほんとかよ、下手な事をいうと、ギルドからお城から訴えられるぞ。」
「冗談だよ。でも今日は店じまいだから、今度にしてくれよな。」
ダーク達は目でサインを送りながら、町中の様子を観察した。
夕方近くなり、思い出したかのように、女性人は洋品店に飛び込み服を買いあさった。
「ダーク似合う。こっちの服は・・・」なんていいながら、ダークのセンスを信用せずに
女性人は「こっちのほうが綺麗で、カワイイ・・・」なんではしゃいでた。
ダークは店の主人に彼女たちの服の代金は明日払いに来ますって伝えて店をこっそりど出た。
一人、夕飯の買い物をし始める。
「お客さん、今日は隣町からもお客が来て、ほとんどの野菜や果物まで少なくなってしまって、商品自体、いつもの2割増しになてしまったよ。あと、一月もたてば値段も落ち着くんだけど、保存食だけは売れ残ってしまってるから、多く買ってくれれば安くするよ。」と声をかけてきた。
「ご主人保存食あるだけ買うって言ったら、どれだけ安くするんだい。商売っ気なしに頼むよ。俺も、町のみんなと同じように、魔王がいなくなったお祝いをしたいんだから・・」なんてダークは適当にごまかした。
「わかったよ、どうせ、売れなくなるんだから、仕入れ原価でいいよ。大きい声でいうなよ。この価格の1割でいいよ。その代り全部買ってくれよな。」
「もう一声、今日食べるの野菜や食料も買うから2割増しにしないでくれよ。あと台車を貸してくれ。」
なんて会話を交わしながら、地球のお金で30万円ほどの食料と保存食を手に入れた。
荷物を運んでいると、ルビーの声が聞こえた。「ダークごめんなさい。一人で買い物させちゃって。」
あたらしい服を振り回しながらみんなが手を振っていたのが見えた。
ダークは「おなかへっちゃったよ。みんなで食事しようか。そうだ、たまには、風呂を沸かしてみないか。」と言いつつ、笑いながらみんなと一緒に家に帰った。
夕食を皆で作り食事を終えたところで、倉庫から簡易プールを出してきた。
その日は、今まで地球から持ってきた、簡易プールが初めて役にたった日でもある。
こちらの異世界では風呂に入る習慣も水道設備さえない。入るのは貴族たちだけで、それも1か月に一度か2度程度である。異世界人のダークは、水浴び程度か体を拭くのが日常であった。
でも、まさか、入る気があれば案外、水魔法と火魔法を駆使してはいれるんだなとダークは自分の不精さがもてない原因だったことに気づいた。
ダークは大きな風呂がほしいとつくづく思ったが、皆、同棲するために何か必要か話しあっていた。
ダークは簡易プールに皆と入りながら話をした。「魔王がいなくなった世界は一時の安堵に包まれているが、きな臭い事件も増えるかもしれないから、明日からしばらくいろいろな情報をあつめよう。」
と言いながら、みんなの体を丁寧に洗っていた。そして、夜が更けていった。
ダーク達の生活も華やかになってきた。
異世界のエージェントの華麗な生活をお楽しみに
ご意見ご要望ご指摘おまちしてます。
ぼちぼち更新してくぜ。




