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もう一つの拠点

ハーレム砲発信中

 歓迎コンパの次に朝、ダークが目覚めるともう昼近かった。

あたりを見まわせば、彼女たち全員素っ裸で寝ていた。多くも語らずともそれだけの勢いがあったということだ。ダークは別の意味でも結束力がより固まったと確信していた。


 この異世界に来た理由は、地球の危機だったせいか緊張感が切れることがなかった。

ダークは危機意識と責任感が人一倍強く、心配性な面もあったため、見た目も渋いオッサンに間違われて、21歳という年齢には見えなかった。


 ダークは両親は小さい頃に行方不明となり、施設に引き取れて育てられた。そこは、少し特殊な施設で、幼少の頃よりある種の訓練を受けていた。おおまかな事情説明だが、ここにいるメンバーもほぼ同じような境遇であり、似たような施設で育ったせいか、2次会、3次会が終わる頃には家族兄弟以上の親密な関係をすぐ気付けてしまった。


なぜなら、誰しも自分の過去は自慢できるようなことではないと、感じていて、彼女たちもそれぞれ特殊な能力を持っていたため、深く立ち入ろうとはしなかった。まして、薄っぺらい仕事上の関係で満足していたのかもしれない。


ましてや、異世界での諜報活動まがいの仕事ではストレスも半端ない者であり、打ち明けられる人もいなかったせいか、ダークの男らしくリーダーとしての大きさと繊細さが彼女たちのハートをわしづかみにしたのかもしれない。


ダークは朝飯ではないが、彼女たちの分も食事を作り始めた。

ハムの焼ける音と匂いで一人二人と、皆、シーツに包まりながら起きはじめた。

みんな素面に戻ったような顔をして照れていたが、リーフだけ二日酔いが残っているそうで不機嫌層にぽかんと固まっていた。

ダークは「おはよう、みんな愛してるぜ。」と開口一番に言い放った。

次の瞬間、包まっていたシーツから飛び出してダークに抱き付いたローズがいた。

ほかのみんなは、顔を見合わせて笑っていた。そして、声を合わせて「おはよう、愛してるよ」と返した。


熱いコーヒーと食事をとりながらダークは話はじめた。

「みんな聞いてくれ。こっちに来て約1年が過ぎ、リーフも来た。今一度我らの活動を確認しよう。そして、昨夜は、町に繰り出したせいで、ちょっと気になることも聞いたと思うのでその報告も兼ねたい。」みんなの食事の手が止まったが、パイだけが「堅苦しくしないで、夜のダークのように優しく話してよ。」と甘えてきた。皆、うっすらと笑いあった。


みんなの技術と能力のおかげで、リスクもなく、地球の援助もなしに、

異世界の往き来ができるようになった。


運よく戻れたとしても、召喚の儀式で転生して戻るしかなかった者もいる。


しかし、我々の任務は異世界の諜報任務の他に

さまざまな特殊で特別な任務を受けるようになった。


知っての通り、われ我が異世界にいるように、

地球に異世界の住民がいても不思議ではないことは承知された事実。


地球に転生をしたスパイがいることを踏まえた上で

更なる情報収取をしなければならない。


異世界支部のCIAといいたほうがいいかもしれんが、それだけではない。


実は地球人が何等かの理由で転生していると聞いている。


そういう人々も救出をしなければならない。


また別の異世界で別次元を操っているものまでいるという。


昨日は魔王救出奪還も、上層部が何等かの理由の上での特別任務として行った。


疑問に思うこともあるが、愛する大事な人が傷つくのは耐えられない。

何かあれば、みんなで相談して取り組みたい。


みんな好きだ。以上質問してくれ、焼くなり煮るなりしてくれ、

俺はみんなの虜だ。皆の事は俺が守ってやる。」


と言ったらアイズが手をぐっと握りよしよしと頭を撫でてきた。


任務ではないが、今日はここが拠点となり夜が更けるのが早かった。

もちろん夕食も頂いた。

次回から新たな任務


ぼちぼち更新します。

ご意見お待ちしてます。

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