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ダンジョンコアとの接触

ヒョウカとフーカが地球に

悲しき別れ

 ルビーは新しいミニドラゴンに名前を付けようと提案したが、ダークが割って入ってきた。

「みんな、このドラゴンを地球に返そうと思ってる。ここにいたら、魔王城の裏に潜んでいた奴らに狙われるだろう。俺たちならば撃退することも可能だろうが、一年がたってようやくわかった存在だ。もっと詳しく調査しないとこのドラゴンたちに危険を避けることはできないだろう。ルビー、君は一緒に一度ドラゴンを地球にとどけてくれ。そのかわり、君に名前をつけさせてやる。」


「ダークわかったわ。このドラゴンはヒョウカにする。フーカも一緒に地球に送り届けるわ。だから、早く調査して安全を確保しようね。」


「みんないいか。まずは、ここを秘密基地としての機能を付随させるべき機器の設置を急ごう。ここのオペレーション機器設置をアイズ、各都市の情報と聞き込みと諜報機器設置の案件をパイとリーフ、衛星及び通信設備の拡張を俺とローズでやる。ルビーは戻り次第、アイズを手伝ってくれ。よろしく。」


ダークは皆に指示を出し、本格的にこの異世界にどの国にも劣らない諜報活動の拠点を築き始めたのであった。


衛星と各都市における移動魔法陣の増設をおこないながら、異世界の国々の国土面積、都市人口、公用語、民族比率、政府や王国、国家の成り立ちに歴史、経済状況から食料事情を含め何から何まで調べあげた。


その中で、移動魔法機器の性能が上がったことと衛星を活用したことで、未開の地と呼ばれるところもある程度調査できた。しかし、ますます、この星についてわからないことも出てきてしまった。それは、ダンジョンと呼ばれるものである。不思議な森に至っては、日によって地形まで変わってしまう。まして、ダンジョンは深くなったり、消滅してしまったりもした。


 そんな疑問の中、地球から『この星には、管理者がいる』との報告があった。ダンジョンや不思議な森にはダンジョンマスターにダンジョンコアという者やシステムが存在しており、それらを操作管理している者がいる。何とかそれらの正体を確認して交渉したらしい。そして、ダンジョンマスターやダンジョンコアと接触をしてほしいと指示が出た。


詳しい指示は未開の地の不思議な森の最深部で会合とのことだった。


ダーク達は地球からシルバーに拠点で待機してもらい、未開の地に向かった。


「ダーク、未開の地での戦闘はどうするの」とローズは心配そうに聞いた。

「今回は、あくまでも、こちらと接触したいとのことだから、プランAでいく。」


「なんだ、いつもと同じように、光学迷彩と無臭スプレーを使って隠密作戦ね。もし、見つかっても、接触相手のところまでは戦闘しないで逃げ切るよ。」


「そうしてくれ、戦闘にあるかもしれないから、俺以外は光学迷彩を外すなよ。リーフはバックアップでこちらに設営してくれ。何かあるかもしれないから、拠点のシルバーと連絡を絶やすなよ。」


「一応、武器携帯ね~。今回の情報で有効武器は魂回収用武器に離脱の可能性も否定できないからアバターBODYの着用を義務付けたのは、魔王確保と同じぐらいの重要任務ってことはわかったわ。」


「行くぞ。レッド・イエロー・ピンク」


音も立てず気配もたち空を飛び、未開の地の不思議の森の最深部に4人は向かった。今まで、あったこともないような戦闘力の高い魔物もいたが、透明となる光学迷彩スーツの為、風のごとく侵攻した。


最深部には洞穴があり、そこをより深く進むとゴーレムがたっていた。ダークは隠し部屋の潜在を確信すると魔法機器で隠し部屋に入った。そこには慌てふためいているダンジョンマスターとダンジョンコアとおもわれる異形な者がいた。

「さっきまで、森の入口にいた奴らが消えてしまった。入口にいるのは、女が1人しかいない。魔法で消えて立ち去ってしまったのか。」

「そんなことはない。こちらにくる予定だからな。」


ダークは2人の後ろから現れた。

「ごきげんよう。私達に接触しようとしたのはあなたたちですか。」


ダンジョンコアとダンジョンマスターは驚いたように振り返った。

「うわァ。どっから現れた。」


「悪かった。俺たちは上の指示でここに来たんだ。」

「お前たちは、もしかして、魔王城のダンジョンコアをさらったな。」

「そうだとしたらどうする。誰かに助けを呼ぶかい。」

「そうさせてもらう。」といったとたん、ダンジョンコアが動かなくなった。

ダンジョンマスターが吠えた。

「お前たちは恐ろしい目にあうだろう。我らの神によって!」

と言いかけたところでダンジョンマスターも動かなくなった。


ダークが頭をかきながら、

「早いって、魂を回収するのはレッド・イエロー・ピンクもう一度、魂を戻せ。姿をまだ現すなよ。」

「はーい」


ダンジョンコアは不思議そうに起き上った。

「なにをしたんだ。」

「あわてるなよ。さわぐから、こっちの魂も今、預かってるんだぞ。こちらの話を聞け。これをお前に渡しにきたんだ。」


「なんだ、この用紙は?」

ダンジョンコアはその用紙を見ると顔が真っ青になっていった。

「わかった。この字を書いたのは魔王城のダンジョンコアだな。確かに預かった。我の神にも届けよう。交渉は3日後の正午、魔王城のダンジョンコアルームにて我らの神も同席を賜う。いいかね。」


「これで失礼する。」

ダークは姿を消し不思議な森の入口に戻っていた。にやにやしながらルビー達も姿を現した。

「ダークついでに盗聴器と盗撮機器一式をつけてきちゃった。」

「私はいたるところに転送魔法陣を仕込んできたわよ。」

「うちだってダンジョン解析キットを使ったから、ほら見て、宝物の位置もわかってるんだから。」

「はーァ、お前たちには完敗だよ。リーフ、こっちは大丈夫だったか。」

「ダーク気になることがあるんだけど、この周辺の調査を兼ねて環境調査機器で詳しく調べてたら、時空の穴があるところを見つけたんだけど、この装置を見てダーク。」


「ホントだ、時空の穴だな。また、時空の穴が増えて、あれこっちは今消えた。取り合えず、地球に報告しよう。今は情報もないから、後日何とかして調査しよう。まずは戻るぞ。」


ダーク達は拠点に戻り。地球連合国家に接触した事実と交渉の場の報告をした。そして、この異世界での時空の穴の調査という新たなる指示が出た。

ぼちぼち更新します

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