迎賓館
ドラゴンに名前をつけなきゃ。
自宅と記載した紙と同じ場所の前に立つと、見た目は迎賓館のような庭付きの屋敷だった。
ダークは庭で話をしているパイを見つけ声をかけた。
「パイどうしたんだこれは?」
「遅かったわねダーク。こちら、貴族のジール伯爵ですわ。お金が困っている落貴族がいたら屋敷を売って頂けないかって声をかけてところ伯爵が紹介してくれたんですわ。」
「急な話だったんですが、魔王軍に息子が殺されたんで、傭兵を雇ったりしてお金が入用な事もたたって社交界にとうのいてた貴族がいたものでね。なにやら商売が成功されている方がいるのを聞いたものですぐにやってまいりました。これで、その貴族は息ができるでしょう。」
「こんな立派な屋敷は私にはもったいないですよ。」
「いやいやお主ほどの才覚があればいろいろ、社交界にも紹介したいですよ。」
「ありがとうございます。ちかじか、知人もこちらで商売したいといておりましたので、お力添えをいただければ、この都をますます発展のご助力させていただきます。ジール伯爵。」
「信じてるぞダーク殿。大風呂敷を広げるならさらに大きな事業を頼みますぞ、我ら貴族も応援しますぞ。近いうちに面白い話を聞きにまた伺させてもらおう。今日は失礼する。」
パイはウィンクして見せた。
屋敷に入ると、掃除も片づけも終わっており。別室には、すでに送った荷物と土産が置いてあった。
「お帰りダーク。話は既に知ってるよ。同期のみんなが移住してくるかもしれないんだってね。私達も華麗なスパイ生活をおおかさせないとね。明日からはこの異世界をさらに世界規模に諜報活動しないとね。」
「凄いな、ありがとうみんな頑張ったな。」
「あと、もう一個重大なお知らせがあるんだけど。」
「なに、誰か誕生日なのか?」
「似たようなことなんだけど・・」
そこには幼い少女がいた。
「どうしたんだこの子は?」
リーフが申し訳なさそうな顔をした。
「あの孵化したドラゴン。変身できるんです。人間に。」
ダークは悟ったように。
「名前はなんていうんだ。」
「風香とかいてフーカってつけたんだ。」
「みんなもフーカも飯食ったか。いまから出かけるぞ。フーカとリーフはお留守番な。」
ルビーとローズは嬉しそうに笑った。
「行くと思ったダークなら。」
クラウディアはすかさず。
「用意はできてますわ。では、フーカの兄弟姉妹がお腹すいてるかもしれないから行きましょう。」
4人はいるかいないかわからない。フーカの兄弟を最新機器をもって探索に出かけた。
「みんな、今日は徹夜かもしれないが、魔王城を含めた8つの関連ダンジョンを徹底的に調べる。1カ所1時間を想定するダンジョンの探査魔法を使いマッピング及び知的生命体探査せよ。今までのダンジョンマップは忘れろ。魔王城みたいに変わってるかもしれない。もし、ドラゴン以外モンスターに遭遇しても気にするな。あくまでも救出だ。」
ダーク達はダンジョン7つをマッピングしたが、多少マップが変形していたがそして、やはり、魔王城も変わっていた。ゴーレムが守っていた場所もマッピング調査して生命反応があった。その場所で一人の少女が泣いていた。声をかけるとなついてきた。ミルクを飲ませると落ちついた。この子を連れ去ろうとすると、別の空間から人影が出てきた。
「この子だけは連れてかないで、次期の竜王として育てなければならないんじゃ。」
「お前は誰だ。この子は俺たちが連れてく。お前といてもひもじい思いをするだけだ!」
「わかってないのはお前だ。この子は重要な役割があるんだ。」
「竜王になって、勇者に殺されるって役割か。それは、お前のエゴだろ。」
「そうだが、竜王がいてもらわないと、この世界の役割が・・・」
「お前は何者か。この世界の支配者なのか?竜王や魔王をつくり、この世界の役割を勝手に決めている張本人というわけだな。」
「知られたからには・・・」と言いかけたところで、ダークは地球でもらってきた最新の武器で魂を確保した。
「ダーク見て。これゴーレムよ。今、何したの。」
「地球でいろいろと聞いてきてな。ま~、魔法を封じて、手っ取り早く魂を確保したほうがいろいろ情報も手に入ると聞いてな。この魂とゴーレムは封印して地球に送ろう。」
「ダーク、相手は一人だったかな?深夜で、それに一人でも確保したからOKにしよう。でも、この子以外もいないようだったからいいけど、少し心配だな。こんな奴らがいるようなら。」
迎賓館兼ダークの自宅に戻ったのは早朝であった。地球に連絡して、ゴーレムと魂を転送した。そして、眠いのか連れてきた小さい子は寝てしまっていた。リーフは寝ずに待っていたようで、温かいスープとパンをを出してくれた。久しぶりの徹夜の朝帰りでみんなで大広間にねてしまった。
目覚めると。大広間に喧嘩をしているドラゴンの声で目が覚めた。
いち早くクラウディアが拳をあげて2匹のドラゴンを怒ると、シュンとなってしまった。
多分、初めてこの世で逆らってはいけない人だと悟ったのかもしれない。
しばらくすると、ドラゴンは人間の姿になってシクシク泣いていた。
そこにローズとルビーは優しく頭をなでると、二人とも大泣きした。
そんな二人を見ながらリーフは地球からの連絡を見ながら頷いてた。
「ドラゴン同士を共食いさせて、強い種が竜王になると書いてます。」
ダークは優しい声で「泣いたら腹減ったろ、みんなで食事だ。一緒に食べるからには俺たちは家族だからな。まず親として教えることがある。まず、笑え。これができたら食事だ。」
みんなが明るい笑顔にかわった。そして、新たな任務がはじまる。
ぼちぼちこうしんします。




