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走る!の話。
走る!の話。
中学生になって何をとち狂ったのか、ソフトボール部に所属しました。
いろいろ見学しようと思っていたのに。一番最初に見に行った先がソフトボール部で、何故かなし崩し的にそのままそこに在籍することになりました。
まあ、体を動かすのは良いことです。何も問題は無い筈です。
しかし、初めの頃は休日がかなり無くなるのだという事実を知らず、まあ良いかと軽い気持ちで入った為、ちょっとだけ後悔することになりました。
くる日もくる日もボールを投げ、捕り、打ち、走るのです。
そんな日々が続きました。
それは中学三年のこと。
全学年一斉に行われるマラソン大会がありました。学校の周りを走るのです。
一昨年も去年もただ辛かったそれに今年も参加するのかと、思わず空を眺めていました。
文句無い程良い天気です。
合図と共に走り出します。一定のペースで淡々と、です。
……あれ?何だか調子が良いな。去年はあっという間にバテたのに。と私は思いました。
一度も立ち止まることは無いまま、ゴールしました。なんと清々しいのでしょう。
部活動での苦難の成果が、マラソンを走りきる力をくれたのです。
まさに継続は力なり、を実感したのでした。




