餃子の話。
餃子の話。
もうすぐ結婚式を迎えようという頃。彼の家にて新婚旅行で行く、京都のどこを見てまわるかを話していました。
お昼に差し掛かり、彼のお母さんがお昼の用意をしてくれました。
つけ麺と餃子でした。
お手間をとらせて申し訳ないなと思いつつも、それをご馳走になりました。
……あれ?変わった餃子だな、と思いました。食感が普通のと違うのです。しいて言えばそぼろを入れたかのような。しかし、これはこれでとても美味しいのです。
結婚後、嫁入り先の家の味を学ぼうとしました。やはりそれぞれの家で味付けが違うのです。
「今日は餃子ね」
とお義母さんは言いました。
材料はひき肉とキャベツ、ニラ。
作り方は、
1、野菜を細かく切ります。
2、フライパンに油を入れ、ひき肉と野菜を炒め、塩、胡椒で味付けをします。皿に移し冷まします。
3、餃子の皮で包みます。
4、普通に焼きます。
出来上がり。そのまま食べても美味しいですが、ラー油とお醤油につけても美味しいです。
フライパンで炒めた時、私は動揺しました。初めて見る作り方でしたから。実家では普通に材料を捏ねて作っていましたし。
そして、あの時食べた餃子の変わった食感がどうやって作られているのかを理解しました。
「お祖母ちゃんから習ったのよ。この餃子。ちょっと変わっているわよね」
とお義母さんは言いました。
夜、旦那様にびっくりしたと告げました。ふふん、と旦那様はちょっと偉そうでした。
「中国に祖父母がいた時に現地の方から教わったと聞いたよ。変わっているけど美味しいだろう?」
いやはや、餃子にも色々あるのだなとしみじみ思いました。
不思議な餃子ですが、皆さんも試してみてはいかがでしょうか。




