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胡椒の話。

 胡椒の話。


 小学校の時、調理実習で使う材料の一部は自分たちの家からの持ち込みでした。お米や調味料等です。


 その日は清々しいまでの晴天でした。授業も終わり、男女共に下校中に登り坂にさしかかりました。


 とある男子が鞄の中をごそごそと探しています。皆が何をしてるのだろうと彼を見ました。

「これさあ、もういらねーよな」

 彼の手には小袋に入った調味料がありました。使い残りです。

 彼は登り坂の頂きに立ち、振り向きました。そしてそれをばらまいたのです。

 止める間もありません。彼の周りのやんちゃ君たちも同じように手にした調味料を振り撒きます。

「は?馬鹿かっー!!!」

「やめっ!!!」

 調味料、特に胡椒は風にのり坂を歩く皆に届きました。

 当然私にも。くしゃみが止まりません。

 恨みがましく彼らを見れば、ゲホゲホと苦しんでいます。誰よりも彼らが一番大変な目にあっていました。

 ……天罰くらってるよ。その場にいた皆は笑いだしました。


 結論。調味料は凶器で諸刃の剣なのです。


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