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よみがえりのロク  作者: 三郎
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この世で唯一無二の…2

お前が何処で、いつクスリの味を覚えたのか知っちゃいねえが、それがお前の命取り。

運の尽きってことだ。


まあ、俺に言わせれば帳尻が合ったってことよ。何の帳尻だって?

お前のクソ垂れの人生の帳尻さ。

良一はお前の代わりに、お前のクソ人生の尻拭いをしたってことよ。


何?


良一に合わせろって?


会ってどうするんだ?なんだと、ぶん殴ってやる?

お前にそれができるのか?いつも自分の手は汚さずに他人をそそのかして人を傷つけたお前がぶん殴るだと?笑わせるんじゃないよ。


もう少し賢くなれよ。お前はもう、死んだんだぜ。少しは心を改めたらどうだ。

改心だよ。


良一がなぜお前を自殺させたか教えてやろうか。憎いお前を走る電車に身投げさせ体中をバラバラにしたってよかったんだ。それをやらなかったのは良一の優しさだ。良一はお前を救おうとしたのだ。

お前の生き方を見ながら良一はこう思ったんだろう。

なんて哀れな奴だとな。


なんだって?

お前なんかに同情されたくないって?

俺じゃないよ。良一がお前を哀れに思ったのさ。


俺は同情などしねえよ

目の前にいい焼き具合のステーキがある。

そのステーキを見て死んだ牛の哀れさを感じる奴がいるか?

いねえだろう?

ただ、ただ早く食らいついて腹を満たしたい。そう思うのは当然だろう?

何だって?何の話をしているんだって?

お前の話さ。

俺はステーキじゃないって?


確かにお前はステーキじゃない。

そうさ、お前はステーキじゃない

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