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あなたに


「鼎造ジィサ、あなたは選ばれたから。特別だから、俺の気持ちなんてわからんのです」



鼎造に諭され、少し落ち着いた様子で宗次郎は言った。



「ずっと、あなたのようになれと言われ続けてきた。自分の素質のなさを知る度に絶望し、惨めな思いをしてきたのだ。あなたの血を継ぐ嫁を貰った。その血を継ぐ子を成した。なのに神は、俺の元には現れなかった」



「あれは、神なんかじゃない。」鼎造は苦々しい顔で否定した。



構わず宗次郎は話し続けた。



「子供を捧げる覚悟をしたのに、志半ばで心臓発作で死ぬなんて。俺は鼎造ジィサ、あなたになりたかっただけなのに。本当についていない」


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