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「サクラ!待って」



思いの外、足が速い。厚底のスポーツサンダルを履いているとは思えない速さ。




「誰かいます、上!」


「え?!」




木の鳥居の辺りで木々が揺れる。熊?……ではなさそう。人影が見える。成人男性のようだ。木が繁っていてよく見えない。



「サクラ!怪我するから、止まって!!」



止まらないサクラを見失わないように必死で追いかける。



「フィールドワークで鍛えてるので!大丈夫です!!」




違う、そういうことじゃない。



15分程、山道を全力で走った。鳥居の前まで来た。学生時代の部活より、キツい。しんどい。これが老化か?息が上がり、膝に手をつきながら何とか言葉を絞り出す。



「ちょ…っ。無理っ。疲れた。誰もいないじゃん。下っ、降りるよ」


「……うで……うでです。蒼汰さん」


「えっ?何………」



疲れで雑に返事をしながらサクラのいる方を見た。思考停止。



鳥居の向こうにある小さな社から、青白い腕が出ている。



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