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永遠の期限


声は言った。



「私たちには、始まりも終わりもない。世界の始まりから人間を見てきた。私は人間が好きなんだ」



その言葉を最後に、応答がなくなった。地主たちの姿もなくなっていた。暗闇の中、一人きり。こんなことをする意味がわからない。何かしらアクションがあるはずだ。落ち着こう。幸い空腹も不快感も感じない。




何時間経っただろう。暗闇に慣れ始めた頃、ふと頭をよぎった。初めてこの場所に来た日のこと、少年の日のこと。




祠の中にいた時間は30分程度だったはずなのに、実際は1日半〜2日経っていた。時空の歪みというやつなのか?そうだとすると…。大まかに計算して、ここでの1日が外では96日に相当する。つまり1年で96年。



「まさか…このまま……?」



これは、死なのか。終わりの見えない暗闇の中、次第にネガティブな感情に飲み込まれていった。


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