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契約


「承った。」



松明が灯る。照らされる死体の数々。



「奥の壁に血判しろ。」



「あの……この人たちは何故こんなところで亡くなったのですか?」




心が読める相手に隠しても無駄だが、命と引き換えに願いを叶えたのではないか。という考えが、ふと過った。



「私を仏として崇め、自ら命を絶った。この者たちにも思想があったが、私が望んだものではない。絶食し、経を唱え、勝手に果てた。」



即身仏というものだろう。熱心な仏教徒だったのか。

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