表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
135/235

ユウナ、少女に。

少し、お休みします。


男の娘、皇太子を産む。をお楽しみください。

 年が明けたら、ボクは独り立ちする。


 ユキの子がちゃんと生まれたら、だけど。


 パパとママには、赤ちゃんが出来た。


 二人、いや里の人達をこれ以上巻き込む訳にはいかない。


 向こうは、ただボクが欲しいだけ。


 ボクを殺して、命を取り込みたいのだ。


 そう、易々とやられるのも厭だ。


 逃げ切れるだけ、遠くに行こう。


 見つかったら、全力で抗う。


 おやつも少しづつ、貯めてきた。


 武器や防具も、ギルドに預けてある。


 お年玉はママに渡さないとだから、貯金箱を壊さないと。


 ユキは、順調みたい。


 良かったね、ハク。


 ママが、向こうでポツンと座っている。


 ボクが近づくと、抱っこしてくれた。


 ママを安心させたくて、少し嘘をついた。


 泣きマネも、いっぱいした。


 ママは、何も言ってくれない。


 ずっと、ママに甘えてきた。


 いっぱい、お乳も飲ませてくれた。


 ママは、ボクの自慢だ。


 学校一の美人だし、頭もいい。


 みんな、マドンナとか天使って言ってた。


 同じ剣道部に入ってくれたり、同じ大学に進学したり。


 ボクのそばを片時も離れないで、かわいがってくれた。


 無償の愛ってだけでは、片付けられない。


 ママも、本当の両親はこの世にいない。


 なのに、泣き言も言わずにボクだけを見つめ続けてくれる。


 この人を無くしたくない!


 離して、麻里!


 たった一人の、お母さん。


 厭だ、厭だっ、厭だよ。


 何でよ、ボクの事をどうしてわかるの?


 ずるいよ、ママばっかり。


 ボクも、ママのお腹の中に戻りたいよ。


 ねぇ、ママ…。


 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ