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夏休みの自由研究  作者: Numerical Creator
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第伍拾陸話 620万年前の地球の様子を教えて

## 一言でいうと


> **約620万年前=「人類系統が独自の進化を歩み始め、世界では草原と森林が共存する中、現代につながる生態系がゆっくりと形を整えていた時代」**です。


---


## 約620万年前の地球


### 気候


620万年前は**中新世末期**です。


地球全体では寒冷化の流れが続いており、


* 熱帯林はさらに縮小

* サバンナや疎林が拡大

* 地域ごとの乾湿差が大きくなる


という環境になっていました。


もっとも、現在ほど寒冷ではなく、全体としては依然温暖な気候でした。


---


### 人類の祖先


約620万年前は、人類史の初期にあたります。


この頃には、人類系統はチンパンジー系統から分岐した後の独自の道を歩み始めていたと考えられています。


また、この時代の終わり頃(約610万~580万年前)には、


**オロリン(Orrorin tugenensis)**


がアフリカに現れます。


オロリンの大腿骨には、**二足歩行に適応した可能性**を示す特徴が見られます。


まだ樹上生活も続けていたと考えられますが、


> **木の上だけでなく地上も利用する生活**


が少しずつ始まっていた可能性があります。


---


### 哺乳類


草原環境の広がりに伴い、


* ウマ類

* シカ類

* ウシ類

* キリン類


などがさらに多様化しました。


一方、森林にはサルや大型類人猿が暮らし続け、


森林と草原という異なる環境で、それぞれ異なる進化が進んでいました。


---


### 海


海では現代型のクジラ類・イルカ類が繁栄しています。


**メガロドン**は依然として海の頂点捕食者の一角を占め、


大型魚類や海洋哺乳類を捕食していたと考えられています。


---


### 地形


大陸配置はほぼ現在と同じです。


インドとユーラシアの衝突は続き、


ヒマラヤ山脈はさらに高くなっていました。


山脈の形成は季節風や降水量にも影響し、長期的な気候変化を後押ししています。


---


### 生態系


この頃になると、


* 草を食べる大型哺乳類

* それを狩る肉食動物

* 森林に暮らす霊長類


という、現代にも通じる生態系の骨格がほぼ出来上がっています。


恐竜絶滅後に始まった哺乳類の時代は、約6000万年をかけて成熟期へ入りつつありました。


---


## 一言でいうと


> **約620万年前=「草原と森林が織りなす世界で、人類の祖先が二足歩行への道を歩み始め、現代の生態系の骨格が整いつつあった時代」**です。


---


この次の時代に進むと、人類の祖先についての化石記録が少しずつ充実し始め、「いつ・どこで・どのように二足歩行が定着していったのか」という物語が、より具体的に語れるようになってきます。

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