第参拾参話 9310万年前の地球の様子を教えて
9310万年前(約9,310万年前)は、**白亜紀後期の真ん中**にあたります。1.05億年前から約1,200万年後。恐竜の繁栄は続いていますが、地球環境はかなり暖かく、海が非常に広かった時代です。
### 9310万年前の地球
#### 暑い地球
この頃は**白亜紀の温室地球**です。
現在より平均気温が高く、極域にも大規模な氷床はありませんでした。
その結果、
> **海水が膨張する+陸上の氷が少ない → 海面が非常に高い**
という状態でした。
現在の大陸の低地には海が入り込み、**広大な浅海**が発達しています。
### 海が大陸を分断する
白亜紀後期には、現在の北米にも**西部内陸海路(Western Interior Seaway)**が存在します。
北米大陸を、
**西側の陸地 ↔ 東側の陸地**
に分けるほど巨大な内海です。
海には、
* モササウルス類
* 首長竜
* ウミガメ
* サメ
* アンモナイト
* 魚類
などが生息しています。
特に**モササウルス類**は、この時代に海洋の大型捕食者として勢力を拡大しています。
### 恐竜
陸上は相変わらず恐竜の世界です。
ただし、ジュラ紀のような「巨大竜脚類中心」の世界から変化しています。
* ティラノサウルス類
* ハドロサウルス類
* 角竜類
* 曲竜類
* ドロマエオサウルス類
* 大型竜脚類
などが各地域で進化しています。
**ティラノサウルス・レックスはまだ登場していません。**
しかし、ティラノサウルス類そのものはすでに存在し、後の大型化につながる進化が進んでいます。
### 被子植物がさらに拡大
この時代には、被子植物がかなり重要な存在になっています。
* 花を咲かせる植物
* 果実をつける植物
* 多様な草本・低木
などが増加。
昆虫との共進化も進んでいます。
ただし、**現代の草原のような「イネ科植物の世界」ではありません**。
イネ科が大きく繁栄するのはもっと後です。
### 鳥類
鳥類も多様化しています。
現代の鳥とは異なる古い鳥類が多く、
* 歯を持つ鳥
* 海鳥
* 飛翔性の小型獣脚類
などが存在。
空ではすでに鳥類が重要な位置を占めています。
### 哺乳類
哺乳類も多様化していますが、依然として大型恐竜ほど巨大ではありません。
小型の哺乳類が、
* 森林
* 地中
* 夜間
などの環境を利用しています。
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一言で表すなら、
> **9310万年前=「温暖な温室地球で海が大陸深くまで入り込み、陸では恐竜、海ではモササウルス類が繁栄し、花の植物が広がっていた世界」**
です。




