第参拾壱話 1.18億年前の地球の様子を教えて
1.18億年前(約1億1800万年前)は、**白亜紀前期の終盤**です。1.33億年前から約1500万年後。恐竜が繁栄する一方で、**被子植物(花を咲かせる植物)が急速に勢力を伸ばし始めていた時代**です。
### 1.18億年前の地球
**大陸**
* パンゲアはすでに大きく分裂。
* 大西洋が拡大し、南米とアフリカの分離も進んでいます。
* 大陸の間には広い海ができ、浅海も各地に広がっていました。
* 現在より海面が高かった時代で、海が大陸内部まで入り込んでいました。
### 恐竜は依然として陸上の主役
恐竜は世界各地で繁栄しています。
* 竜脚類
* 鎧を持つ装盾類
* 鳥盤類
* 獣脚類
などが多様化。
特にこの頃には、地域ごとにかなり異なる恐竜相が形成されていました。
ただし、ジュラ紀のように「巨大竜脚類だけ」という世界ではなく、**小型・中型の恐竜も非常に多様**になっています。
### 花の植物が広がる
1.33億年前との大きな違いです。
被子植物はすでに登場しており、**徐々に生態系の中で存在感を増しています**。
まだ現代のような広大な森林を被子植物が支配しているわけではありません。
しかし、
> 裸子植物中心の世界
> ↓
> 被子植物が加わる
> ↓
> 被子植物+昆虫の共進化
という変化が進んでいます。
### 昆虫との共進化
花を利用する昆虫との関係が発達していきます。
花粉を運ぶ昆虫が増えることで被子植物が広がり、被子植物の増加がさらに昆虫の多様化を促す――という**共進化**が進行します。
これは後の地球の陸上生態系を大きく変えることになります。
### 海では巨大な爬虫類
海には、
* モササウルス類より前の海生爬虫類
* 首長竜
* 魚竜
* ウミガメ類
* アンモナイト
* サメ・魚類
などが生息しています。
なお、**モササウルス類が本格的に海洋で繁栄するのはもっと後**です。
### 鳥類
鳥類はすでに存在し、様々な飛翔性の獣脚類が進化しています。
一方で、まだ現生鳥類だけの世界ではなく、**歯を持つ古い鳥類なども存在**していました。
### 哺乳類
哺乳類も多様化していますが、依然として大半は小型です。
恐竜が大型動物のニッチを占める一方、
**小型哺乳類が夜間や森林の隙間などを利用する**
という構図が続いています。
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一言で表すなら、
> **1.18億年前=「恐竜が世界を支配する一方、花を咲かせる植物と昆虫が急速に勢力を伸ばし、現代型の陸上生態系が形づくられ始めた時代」**
です。




