第参拾話 1.33億年前の地球の様子を教えて
1.33億年前(約1億3300万年前)は、**白亜紀前期**です。1.49億年前から約1600万年後。恐竜が引き続き繁栄しつつ、地球の植物相が大きく変わり始める時代です。
### 1.33億年前の地球
**大陸**
* パンゲアの分裂はかなり進み、現在の大陸の原型ができつつあります。
* 大西洋は徐々に広がっています。
* 南米とアフリカは分離が進行中。
* 海面は高く、浅い海が大陸の一部を覆っていました。
### 恐竜は依然として主役
陸上では恐竜が非常に繁栄しています。
この時代には、
* 竜脚類
* 獣脚類
* 鳥盤類
などが各地に分布しています。
特に白亜紀になると、恐竜の種類が地域ごとに分化していきます。
巨大な竜脚類だけでなく、**小型で素早い獣脚類**も増えています。
### 被子植物が登場
ここが1.33億年前の最大のポイントです。
**被子植物(花を咲かせる植物)がすでに登場し、拡大を始めています。**
ただし、
> 「1.33億年前には現在のような花畑が広がっていた」
わけではありません。
初期の被子植物は比較的小型で、湿地・水辺などを中心に広がっていたと考えられています。
しかし、
**花
→ 昆虫による受粉
→ 果実・種子の散布**
という新しい生態系が発展し始めます。
これは後の地球の陸上生態系を大きく変える革命です。
### 昆虫も変わる
被子植物の登場に伴って、
* ハチ類
* ハエ類
* 甲虫類
* チョウ・ガ類につながる系統
などの昆虫との相互作用が発達します。
つまり、
> **恐竜の世界に「花と昆虫」という新しい生態系が加わり始めた**
わけです。
### 鳥類
鳥類も多様化しています。
ただし現代の鳥とはかなり違います。
羽毛を持つ小型獣脚類から鳥類への進化が進み、空中生活に適応した様々な系統が存在していました。
### 哺乳類
哺乳類も存在していますが、多くは小型です。
恐竜が大型動物のニッチを占める一方、
**哺乳類=小型・夜行性**
という生態的分化が進んでいました。
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一言でいえば、
> **1.33億年前=「恐竜の世界に、花を咲かせる植物とそれに関わる昆虫が加わり始めた白亜紀の地球」**
です。
ここは生命史上、かなり大きな転換点です。**「恐竜の時代」から、徐々に「花と昆虫の時代」も加わっていく**段階に入っています。




