第参話 31.9億年前の地球の様子を教えて
31.9億年前(約31億9000万年前)は、**太古代の中頃**。35.9億年前からさらに4億年ほど進んだ時代です。
この頃になると、地球はすでに「生命が存在する惑星」だった可能性がかなり高く、**微生物が海洋・沿岸環境で活動していた時代**と考えられます。
### 31.9億年前の地球
**海**
* 海洋は広く存在していました。
* ただし現在の海とは化学的に大きく異なります。
* **遊離酸素(O₂)は極めて少ない**状態です。
* 鉄を多く含む海水だった可能性が高く、海底では鉄を含む鉱物が形成されていました。
**大陸**
* 現在のような超大陸はまだありません。
* いくつもの小さな大陸地殻・火山島などが存在し、それらが成長していきます。
* 地殻活動は現在より活発でした。
**空**
* 酸素のない大気です。
* オゾン層も現在のようなものは存在しません。
* したがって、陸上では強い紫外線が降り注いでいました。
* 生命にとっては、**海や水中が紫外線から逃れる重要な場所**だったと考えられます。
### 生命はどうだったか
この時代の主役は完全に**微生物**です。
細菌や古細菌のような単純な生命が存在し、光や化学反応からエネルギーを得ていたと考えられます。
ただし、ここは重要で、
**「31.9億年前=シアノバクテリアがすでに酸素を大量に放出していた」**
と単純化するのは危険です。
光合成を行う微生物はかなり古くから存在した可能性がありますが、**大気中の酸素が本格的に増えるのはもっと後**です。
### 地球史として重要なところ
31.9億年前は、地球が
**「海と火山の惑星」
→「微生物が地球表面の物質循環に参加する惑星」**
へ変化していく途中です。
特に面白いのは、生命が単に地球上に「住んでいる」のではなく、**岩石・海水・大気の化学組成そのものに影響を与え始めている**ことです。
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あなたの年代表の流れなら、
**40.4億年前**
→ 海洋・地殻が成立し、生命誕生の舞台
**35.9億年前**
→ 微生物・ストロマトライトなど、初期生命の痕跡
**31.9億年前**
→ 微生物生態系が発達し、生命が地球化学に影響を与え始める
という並びにすると、かなり自然です。




