第弐拾漆話 1.89億年前の地球の様子を教えて
1.89億年前(約1億8900万年前)は、**ジュラ紀前期の終盤**です。2.12億年前から約2300万年後。三畳紀末大量絶滅を乗り越え、**恐竜が陸上生態系の主役として定着していく時代**です。
### 1.89億年前の地球
** パンゲアが分裂し始める**
この頃には、超大陸パンゲアの分裂が進んでいます。
* 北米・南米側とアフリカ側の分離が始まる
* 大西洋の形成につながる大規模な地殻活動
* 火山活動が活発化
という変化が起こっています。
三畳紀末~ジュラ紀初期の大規模な火山活動は、気候や海洋環境にも大きな影響を与えました。
### 恐竜の時代へ
陸上では、恐竜がかなり優勢になっています。
特に、
**竜脚形類**
が大型化しています。
長い首と尾を持つ大型の草食恐竜が増え始め、
> 「巨大な恐竜が植物を食べながら歩き回る」
というジュラ紀らしい景観が形成されていきます。
ただし、後のジュラ紀後期に現れる超大型の竜脚類ほど巨大ではありません。
### 肉食恐竜
肉食恐竜も多様化しています。
初期の獣脚類が、
* 小型~中型の肉食動物
* 素早く走る二足歩行動物
として生態系の上位に位置しています。
まだティラノサウルスのような巨大な捕食者は存在しません。
### 植物
陸上では、
* 針葉樹
* ソテツ類
* イチョウ類
* シダ類
が繁栄しています。
**花を咲かせる植物はまだ存在しません。**
大型恐竜を支えられるだけの植物資源が、広い地域に存在していました。
### 哺乳類はまだ小さい
哺乳類は存在しますが、まだ小型です。
恐竜が大型動物のニッチを占めていたため、
> **大型恐竜の足元で、小型哺乳類が活動する**
という生態系になっています。
### 海洋
海では、
* アンモナイト
* 二枚貝
* 腕足類
* 魚類
* 海生爬虫類
などが繁栄しています。
特に**魚竜や首長竜などの海生爬虫類**が海洋の大型捕食者として活躍しています。
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一言でいうと、
> **1.89億年前=「パンゲアが分裂を始め、巨大な草食恐竜と肉食恐竜が陸上生態系の主役になり始めたジュラ紀の世界」**
です。
この頃から「恐竜の時代」がかなりはっきりしてきます。




