第弐拾伍話 2.39億年前の地球の様子を教えて
2.39億年前(約2億3900万年前)は、**三畳紀中期**です。2.69億年前から約3000万年後。ペルム紀末の大量絶滅から約1300万年後にあたり、地球はまさに**大量絶滅からの復興期**にあります。
### 2.39億年前の地球
#### パンゲアの世界
巨大超大陸**パンゲア**が存在しています。
大陸内部は非常に乾燥しており、
* 広大な砂漠
* 季節的な河川
* 乾燥した平原
が広がっていました。
一方、沿岸部や赤道付近には比較的湿潤な地域があります。
### 恐竜が登場している
ここが2.39億年前の最大のポイントです。
恐竜はすでに**約2億3300万年前ごろまでには登場していた**と考えられています。
したがって2.39億年前には、
> **初期の恐竜がすでに地球上を歩いていた**
可能性が高いです。
ただし、まだ現在イメージするような巨大恐竜の世界ではありません。
初期恐竜は比較的小型で、二足歩行するものなどが中心でした。
### 恐竜だけが主役ではない
むしろ当時の陸上では、
* クルロタルシ類(ワニ類につながる系統)
* 初期恐竜
* 単弓類
* 様々な爬虫類
などが競争しています。
特に**ワニの祖先側のグループ**が非常に多様でした。
つまり、
**「恐竜が登場した=すぐ恐竜が支配した」**
ではありません。
恐竜が地球の陸上生態系で圧倒的な存在になるのは、もっと後です。
### 哺乳類につながる動物
単弓類もまだ存在しています。
そしてその中から、後の哺乳類につながる**キノドン類**などが進化しています。
すでに、
* より直立した姿勢
* 高い代謝
* 歯の分化
* 顎の変化
など、哺乳類的な特徴が進んでいます。
ただし、まだ「哺乳類の時代」ではありません。
### 海洋
海ではペルム紀末大量絶滅からの回復が進んでいます。
* アンモナイト
* 二枚貝
* 腕足類
* サンゴ
* 魚類
* 海生爬虫類
などが多様化。
特に**アンモナイト**はペルム紀末を生き残った少数の系統から急速に復活していきます。
### 植物
植物では、
* シダ類
* ソテツ類
* イチョウ類の祖先
* 針葉樹
などが広がっています。
現在のような花を咲かせる植物は、まだ登場していません。
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2.39億年前を一言で言えば、
> **「史上最大の大量絶滅から地球が立ち直り始め、初期恐竜が登場したばかりの世界」**
です。
この時点では**「恐竜の時代の始まり」**であって、まだ恐竜の天下ではありません。




