第弐拾弐話 3.40億年前の地球の様子を教えて
3.40億年前(約3億4000万年前)は、**石炭紀の前半**です。3.83億年前から約4300万年後。ここまで来ると、地球は「魚の時代」から、**巨大な森林と陸上動物の時代**へ大きく移っています。
### 3.40億年前の地球
#### 陸地には巨大な森林
この時代の最大の特徴です。
湿潤な地域には、
* 巨大なヒカゲノカズラ類
* トクサ類
* シダ植物
* 初期の種子植物
などが繁茂し、**数十m級の樹木状植物**も存在しました。
現在の森林とはかなり違いますが、場所によっては
> **巨大植物が密生する「原始の熱帯雨林」**
のような景観だったでしょう。
植物が大量に繁茂した結果、死んだ植物が湿地に埋没し、後の**石炭層**のもとになる有機物が大量に蓄積されます。
「石炭紀」という名前の由来そのものです。
### 陸上動物
森林には節足動物が進出しています。
* 多足類
* クモ類
* サソリ類
* 昆虫の祖先
など。
そして、すでに**四肢動物**が陸上で生活しています。
両生類が繁栄し、水辺と陸地を行き来していました。
さらに重要なのが、**羊膜類(初期の爬虫類・単弓類につながる系統)**です。
卵を水から離して陸上で繁殖できる仕組みを獲得することで、
**「水辺に依存する脊椎動物」→「完全に陸上で生活できる脊椎動物」**
への道が開かれます。
### 海
海では魚類も依然として繁栄しています。
* サメ類
* 硬骨魚類
* 両生類
* 各種の海洋無脊椎動物
などが存在します。
ただし、地球の生命圏は以前より明らかに**陸上へ拡大**しています。
### 大陸
南半球には巨大な**ゴンドワナ大陸**。
北半球にはローラシアを構成する陸塊が存在し、現在とはまったく異なる配置です。
赤道付近には広大な熱帯雨林・湿地帯が形成されていました。
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### 大気も特徴的
石炭紀には植物による大量の光合成が進み、長期的には**大気中の酸素濃度が現在より高くなっていきます**。
これが後の石炭紀後期~ペルム紀前期に、
**巨大な昆虫・節足動物**
が出現する背景の一つと考えられています。
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**3.40億年前を一言でいうなら、**
> **「巨大な森林が陸地を覆い始め、両生類と最初期の爬虫類系統が陸上生活を広げていた世界」**
です。




