第弐拾壱話 3.83億年前の地球の様子を教えて
3.83億年前(約3億8300万年前)は、**デボン紀後期**です。4.31億年前から約4800万年後。ここでは、生命の主役がまだ海にいる一方、**陸上生態系が急速に大型化・複雑化**しています。
### 3.83億年前の地球
**海洋**
* 海では魚類が非常に多様化しています。
* サメの祖先につながる軟骨魚類、硬骨魚類、板皮類などが生息。
* 特にデボン紀は「**魚の時代**」と呼ばれるほど魚類が繁栄しました。
* サンゴ礁も発達し、海洋生態系は非常に豊かです。
### 魚類から四肢動物へ
この時代の最大のポイントです。
魚類の一部では、**肉鰭類**の仲間が発達していました。
肉鰭類のヒレには、後の四肢の骨格につながる構造があります。
そしてデボン紀後期には、
**魚類
↓
肉鰭類
↓
四肢を持つ脊椎動物
↓
初期の四肢動物**
という進化が進みます。
ただし、3.83億年前はまだ「陸上を歩く動物」が普通にいた時代ではありません。
### 陸上――植物が巨大化し始める
4.31億年前には小さかった陸上植物が、この頃にはかなり大型化しています。
* 維管束植物
* シダ植物につながる系統
* 初期の木本植物
* 大型の樹木状植物
などが登場。
場所によっては、**高さ数m~十数m級の植物**が生えるようになっていました。
森林が形成され始めることで、
**植物 → 土壌形成 → 節足動物 → 陸上食物網**
という生態系が成立していきます。
### 陸上動物
陸上では節足動物がすでに活動しています。
* クモ類
* ムカデ類
* ダニ類
* 初期の昆虫につながる生物
など。
そして水辺では、魚類から四肢動物へ向かう進化が進行中です。
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### 大陸
南半球には巨大な**ゴンドワナ大陸**が存在し、北半球ではローレンシアなどの陸塊が活動しています。
現在とは全く違う大陸配置です。
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一言で言えば、
> **3.83億年前=「海では魚類が繁栄し、陸では森林が生まれ、魚から四肢動物への進化が進んでいた時代」**
です。




