旅行
ただ興味のある場所に行き、食べたいものを食べ、家とは違う場所で寝起きする。
目に映るのは普段とは違う景色で、決まった時間にするべきことも無くて、誰かの目を気にする必要も無い。
日常から離れて過ごす時間、そこで得る体験の全てが楽しく感じる要素になる。
特に何か理由が無かったとしても、旅行は好きだ。
旅行に行く前の準備も楽しい。
行く場所が決まったら目的地周辺を調べて、立ち寄る場所の候補を見つけたり、泊まる宿を決めたり、食事するお店を探したり。
交通手段や電車の乗り換えを調べるのも、地図や時刻表を見ながら旅程の大まかな流れをシミュレーションするのも楽しい。
予約が必要な場所に行く時はその限りではないが、大抵の場合、大きな目的地の他は興味を引かれる場所を覚えておいて、ゆとりがあれば立ち寄るくらいの緩い旅程。
きっちりと何時にここに行って次はどこ、という様な予定は立てないようにしている。
思い付きで寄り道をするのも旅の中では楽しみの一つだ。
旅行に行きたい場所はいくつかある。
そのうちの一つは瀬戸内海。
子どもの頃からずっと渦潮を見に行きたいと思っていた。
切っ掛けはよく覚えていなくて、たぶんテレビで映像を観た時に渦潮のことを知ったのだと思う。それ以来、いずれ見てみたいものの一つになった。
それから京都。
もともと神社が好きだから神社巡りもしてみたいけれど、祇園祭が行われる一か月の間、そこに滞在して最初から最後まで見届けたいという夢がある。
それが叶うのは、仕事を引退して時間とお金に余裕が出来てからだということを子ども心に漠然と考えていた。
神社で言えば、そもそもお伊勢参りに行った時のように、参拝自体が旅行の目的になっていることもあるし、旅行に行った先で神社に立ち寄ることもある。
滞在先の近くに神社があるか調べることが今では恒例になった。
三峯神社や出雲大社、熱田神宮といった行ったことのない神社もまだまだ沢山あるから、神社を目的地にした参拝旅行もいずれ行きたい。
他にも桜が咲く頃の大舘に行きたいし、広島の平和大通りをゆっくり歩きたい。
香川の讃岐うどんや沖縄の海葡萄、境港の紅ズワイガニに北海道のジンギスカン。現地に行って食べてみたいものも沢山ある。
生きている間にその全てを叶えられたら幸せだろう。
例え叶えられなかったとしても、ずっと夢を持って生きていけるのも幸せだと思う。
だから、行きたいと思う場所はこれからも増えていくと良いし、そうしたい。
この先の自分が行きたいと思うのはどんな場所なのか、どんなことに出会っているのか、そんなことを考えるのも楽しみだ。




