第19話 新たな仲間と出会うべし!
「さて、今度こそ…!ラック討伐クエスト達成の報酬です!」
お姉さん。オレ、やりましたよ。オレは心のなかで巾着に入った多大な金を渡してくるギルドの受付のお姉さんにそう心のなかで語りかけた。して…!ギルドなう!無事ラックを倒した!これもそれも…!
「オレ様のおかげデスワー!」
有頂天!超絶有頂天!サイコーデスワー!
「私もやったからな?」
「私もですよ、シュンさん!」
おやぁ…?
君たちは…!
「オレに嫉妬しているパーティーメンバーの2人じゃないか〜!どうしたんだーい?金ならRから何でも買ってあげようじゃないか!」
只今のオレの所持金…!
150000クレジット!最高でR!これでは…!モテてしまう!ひゃっっっはぁ〜!
てか、ヴェルデのやーつまたマントを顔につけてやがる!いい加減酒飲んでる時くらいマント外せ!…ん?ヴェルデってオレより年下だよな?
「ヴェルデ…?」
ヴェルデがこちらに振り向く。
「なんでしょう?成金さん」
成金ちゃうわ。れっきとした3狼ニートなんデスワー。高校浪人なめんなよ!
「ゴホン!ヴェルデ。お前まだ、こおちゃまだろ!酒なんか飲むな半グレH.Nがよ〜!」
アザレアが我に返った。ヴェルデは多分プッチーンっとしている。でも、事実しか言ってない!
アザレアが酒を取り上げてそれを飲み干し、ヴェルデにオレが殺されかけるのは、言うまでもないだろう。
まだ二日酔いが残る中、オレらは昨日の悪夢(その後の夜のこと)は忘れていた。
「アザレア、ヴェルデ。だいじな話がある」
オレはエヴァにのれスタイルで言う。
2人がゴクリと息をのんだ。
「私ってもうパーティーメンバーなんですか?」
ヴェルデが雰囲気を壊しに来た。
というか、ラック討伐はヴェルデの入社試験みたいなもんだったの忘れてた。
アザレアも挙手した。
「私出番少ない!だからこんなロリはいらない!」
それは作者に言ってくれ。
オレはアザレアを無視して続ける。
「ん〜。合格」
ヴェルデが声にならない悲鳴を上げた。まじで声にならなかった。だって高音すぎて聞こえなかったんだもの。まぁ嬉しそうでなによりだよ。
労働。もう一生やらないと思っていた。あんな拷問は。なのに、何で…?
事はヴェルデを正式に迎え入れた夜にさかのぼる。
酒盛りしまくったオレらは、アザレアの家に向かっていた。しかぁし!オレらの全財産を所持しているヴェルデが、転んで金をすべて小川に流してしまったのだ!幸い、硬貨だったから少しのこっていたが、ほぼ流された。つまり、あいつのせいである。そして同時に、オレの目利き不足でもあった。
アザレアは僕の存在に気づいて…?
次回新キャラ出すかな?




