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・・・早く続けろ
純は隙を窺う。
「無駄だと思うが?」
冷ややかな声が純を突き刺す。
「・・・早く続けろ。」
『そーね。正直に言うわ・・・私と貴方のお義父さんは、』
ゴンゴンゴンと、耳障りな音が聞こえてきた。
純は正直、助かったと思った。
「じゃぁまた放課後に、理・事・長。」
伸は、すうっと扉の向こうに消えていこうとしたが、最後に振り返って
「無駄な事を考えない方がいいぜ。」
釘を打たれた。まるで別次元の人みたいだった。
出てきた伸の雰囲気を葵は見逃さなかった。
『何かあったのですか?』
目を細めて伸を見る。
「いいえ。特に。」
伸はまるで機械の動作をしたみたいだった。
『本当ですか?』
葵は尋ねる。
「どーしたんですか、葵さん?」
まるで葵がおかしいかの様に聞き返す。
『いえ、すいません』
葵は疑念の目を伸に向け続けていた。
更新がスローペースですいません。
が、頑張っていきます。




