布団から出る事を断固拒否する。
俺の朝は早いらしい。
――コンコンコンコン――
「・・・なんだ?まだ5時半だぞ?」
そういって伸は布団を被っていた。
あぁ。惨劇よ。
伸を助けたまえ。
――コンコンコンコンコンコンコン――
「うるせぇ。俺は起きない、布団から出る事を断固拒否する。」
あぁ・・・。
外にいる猛獣は腹をすかせているのに気がついていない、伸。
しばらくすると音が消えた。
鍵は開いているのだが、礼儀をわきまえているようで勝手に開けたり、声を出したりしない。
――ドンドンドン――
音が変わってきた。
無視を決め込む伸。
外の猛獣は段々いらいらしてきたのか、音を大きくしていく。
――ガンガンガンガンガンガンガン――
少し沈黙・・・。
『はぁああああああああああああッ。』
――バコーン――
何かをドアにぶつけてきた。
キィーっと扉が開くと、外には葵が。
「・・・。」
『ふふっ。』
『扉が開いていましたよ?』
笑いながら暗い部屋に入ってくる。
「・・・えぇ。すいません。」
怖い。怖すぎるよ、猛獣だよ。
『それはちょうどいい。ご飯を作ってください。今すぐに早急に。このままだと私は倒れます』
そしてカウントし始めた。
『10~9~8・・・』
なんだこの殺気。
カウント以内に動かなかったら殺す勢いだ。
「うぉおおお。いい天気だ。こんな日には葵さんのご飯が作りたくなりますね!」
必死に体を動かす。
『ええ。その心意気は賞賛に値します。』
そして、耳元であまぁ~い一言。・・・勝てねぇ。
『・・・ホットケーキ。バター。メープルシロップ。紅茶。アールグレイ。ストレート。』
呪文のように唱えられる。
「お任せ下さい。葵さああああああああああああん。」
伸は、爆☆走して朝食を作りに行った。
そんな午前5時半だった。
予定が狂いました笑
近いうちに学園へ・・・。
ゴメンなさい(・〇)




