何か地雷踏んだ?
『いえ。何でも。』
そう笑いながら言って、葵はトレ室から出て行った。
寝巻きを取って
風呂場に向かう。
足取りは軽い。
脱衣所で服を脱ぎ風呂に入る。
風呂場を見回す。残念ながら洋館にも浴場があり、女湯・男湯両完備です。
「でも、うはぁ。さすがお金持ち。」
独り言をこぼす。
『ええ。その通りです。』
隣の女湯から
声が聞こえてきた。
・・・アリスか。
「あぁ、全く持って驚きだ。何せ女湯まで完備、けどなんでお前洋館の方使わないんだ?」
『露天風呂のほうが好きなので。』
「そっか、というか気になってたんだが、この屋敷大きいのに何で4人しか住んでないんだ?」
アリスは何も言わない。
え・・・あれ俺、何か地雷踏んだ?
『聞きたいですか?』
少し考える。
「いいや。別に興味ない。」
『おや、あなたなら聞くと思ってましたが?』
意地悪そうにアリスは言う。
「気にならないって言えば嘘だが、わざわざ聞くまでの事もない。・・・話したいと思った時にでも、話してくれればそれで構わん。」
『そうですか。』
・・・沈黙。
「先に上がるぞ。」
そういって浴場を出て行った。
寝る用意をして、今日を終える。
布団に入って明日を待つ夜がきた。
「・・・お・・・やす・・・み。」
思っていたよりも疲れていたみたいだ。
意識はそこでぶつりときれた。
早坂家の夜を終えました。
また学園に話は移ります!
宜しくお願いします(・∀)




