19/37
ご名答
「いや。2人を待ってるときに会って・・・色々と。」
しどろもどろに答える。
『ふ~ん。何か秘密でも握られてるとか?』
冷静に推理してくる・・・ご名答。
「まぁ、いいじゃないっすか。終った事ですし。では、そろそろ帰りませんか?」
実際結構な時間だ。
というわけで、帰路に着く。
帰ったらまず、偽の葵と話しなきゃならん。
まずったなぁ。
『そうですね。あっ、買出しに行かないと。色々切らしてるんです。』
葵が言う。
え~と確かここは両親がどっか行ってんだよな。
んで自炊とか洗濯してるとか、
料理は俺に任してくれるらしい。
「俺が作ればいいんですよね?」
一応確認しておく。
早坂の屋敷は本当に人が少ない。俺を含めて4人らしい。
早坂姉妹・俺・偽の葵。
『当たり前でしょ?た・・・楽しみにしてるから。』
俺と顔合わした瞬間そっぽ向いてしまった。
それにしても、【料理係】兼【護衛】って・・・。
嫌いじゃないから構わないが。
葵は朝から楽しみにしていると言ってくれている。
とうことで、商店街により買い物をする事にした。
この町は古き良き時代と新しい時代が混ざった市で、
俺は田舎というか自然が好きなのでありがたい町だ。
しかし、
思い返せば全く、濃い1日だった。




