やってやるよ。
純は、
『見てれば分かるわ。ちなみに落ちると、この試験で・・・バイバイ。』
「ちょっ、意味が分からないんですが。バイバイって??」
『・・・バイバイ』
それしか言わないのかよ。しかも近づこうとすると離れていく。
諦めた俺は。
「で?試験って事は、勉強ですか?」
『いいえ』
パンパンと手をたたくと、スキンヘッドの強面の、オッサンが3人出てきた。
ムッキムキのガッチッガチ。
『こいつらに勝ちなさい。』
おいおい、殺す気ですか?
・・・でも、ちょっと久方振りの戦闘に興奮していた。
なにしろ肉弾戦は結構得意なほうなのだ。
「葵さん・凛さんいいですか?」
『負けないでよ?負けたら恥ずかしいんだから。』
凛が言う。
『ええ。好きにやりなさい。』
葵が言う。
推測だが、・・・恐らく夏目 純は俺のことを調べたみたいだな。
護衛とばれているだろうが、仕事内容まで?それは不味い。
過去の経歴は表に出せない事もあるからなぁ。それ見られたら、退学か?
・・・そこまで深くは調べられていないだろう。
それと、
他の男子・女子にはどう接しているか分からないが、俺のことは相当お気に召さない様子。
何故か分からんが・・・。
ここはいっちょ俺を、舐めている理事長を驚かしてやる。
どうせ俺のことなど鼻くそ程度にしか思って居ないだろう。
自分で言っててあほらしくなる。
火がついた。・・・やってやるよ。
取り合えず軽く体動かす。
瞳を閉じる。全てを切り替える。。
ただ目の前の奴を倒せばいい。それだけだ。
『用意はいい?』
「構わん。始めろ。凛と葵は目を伏せて耳ふさいでおけ。」
『始め。』
3対1は不利だ。まずは、速攻で一人沈める必要がある。
掛け声と同時に、思いっきり足に力を溜めて駆ける。
案の定なめていたようで、俺の先制のダッシュに驚く。
が、やつ等もプロだ。3人全員すぐに迎撃体勢をとる。
一直線に目の前の奴・・・と見せかけて、ちょっと後ろ目にいる奴に標的を変え
体を狙うと見せかけて
掌底を下から顎に叩き込む
さらに、念のため腹に肘を打ち込み、左手で胸を押して弾き飛ばした。
気絶を確認。
次に二人目が、襲い掛かる。




