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半日の葵と凛と伶の思想です。
―――――――――――――――葵―――――――――――――――
彼のことはまだ、よく分かりません。
話に聞くと彼の料理は美味しいと聞きます。
是非食べてみたい。
ってそうでは無くて!
でも、私たちは人見知りが結構激しいほうなのに、彼はとても話しやすい。
それにいい人だということも把握済みです。
取り合えず星会に入って欲しいですね。・・・雑用係として。
珍しく凛ですら、気に入ってるようですし。
これから何が起こるのか、全くわかりません。
きっと嫌な出来事や、素晴らしい出来事が待っているでしょう。
ですが、彼といれば退屈はなくなりそうです。
これからの学院が楽しみなんて、私も何かの病でしょうか?
葵は、ぐぐーっと、体を伸ばした。
いつもより学院を楽しんでる、自分がいることに気付いた2時間目の休み時間だった。
―――――――――――――――凛―――――――――――――――
護衛が来るって聞いて、どんなのか少し楽しみだった。
それこそ今まで女性の護衛しかいなかった訳だし。
それで偽葵の作戦を立てた。姉さんも意外と乗り気だったわね。
思った以上に私は悪戯が好きらしい。
けど、それなりに強かった。瞳をああも簡単にあしらうとは・・・。
あいつは家柄なんて気にしてない。それが嬉しかたったりする。
傍若無人ね。きっと。
でも、あいつは、何か私たちに似ている気がする。
・・・変態だけどね。
それに、猫に優しいのはよく分かった。
今は、それだけしか分からない。
まだ先のことなんて考えられない。
でも、これだけはいえる。これまで以上に学院生活は楽しくなる。
これは期待じゃなくて、絶対の予感だ。
楽しみすぎて、頭に何も入ってこない。
ぼーっとしている、凛の授業中でした。
―――――――――――――――伶―――――――――――――――
久しぶりに異性に興味を抱いた。
なんだろう。冴えないのに目立つ。うすいのに濃い。
変な違和感。
気になったので、名前を調べてみた。
・・・私が興味を抱くわけだ。
元気にしてたみたいね。伸。
ちょっと昼休みなので、様子を・・・って、なんか探偵気分ね。
って、紅茶とお結び。さらには煙草。
伸・・・駄目な子。
でも、嬉しかった。話しかけたけど、忘れてるみたい。
私は名前見ただけで、全て思い出したのに。馬鹿伸!
やっぱ凹むわね。
でも、ここからまた始まり。頑張るぞーっ。
普段はおしとやかな会長が自分でも気付かないぐらいスキップしているのを
たくさん目撃される昼休みであった。




