表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/37

誰?

ガチャっと音がして入ってきた人物。

見た目は麗しく、芯がしっかりしてそうな人物。だけど、とても優しそうな人物である。

取り合えず、苦手なタイプだ。

関わりを持ちたくない俺は、足早に去ることにした。

『待ちなさい?』

声がかかった。まぁ、出しっぱなしの、煙草を見られてしまいましたからね。

それに、ここは本来多分立ち入り禁止みただし。

「・・・では失礼します。」

『んもっー、無礼にも程があるわね。』

「すいません。あっ、ここは入ったら駄目なんですよね。次から気をつけます、でわ。」

改めて去ろうとする。

『君が、早坂姉妹の新しい護衛の朝間君ね?今君何してた?』

無視してでようとする。・・・が、肩をがしっと掴まれた。

「・・・。」




出来るだけ目立たないように。

話しかけられないように、うすく、地味に、人に対して怖くあれ。

冷静に。巻き込まれるな。

不覚。切腹もんだな。




『私はここの生徒会長なのよ?』

「そうなんですか。」

『驚かないのね。それとも、嘘だと思ってる?』

「いいえ。」

相手のペースに巻き込まれるな。それでも、相手は話を続けてくる。

『んまぁ・・・それより、私の名前ぐらい知ってるよね?』

「いいえ。」

『もーっ。私の名前は 2-5七条しちじょう れいよ。覚えて頂戴。それと、ポケットに入ってるものは没収。』

「処罰は?」

・・・凛と葵に何されるか分からない。クビ確定。わぁーい。

ってか、伶って奴。

俺のパーソナルスペースをがしがし踏み込んできそうだ。

『別に。』

「ホントですか?」

一応、主の凛と葵に迷惑かけたくはなかった。

『ええ。その変わり提案。』

「なんでしょう。』

『敬語無し。私のことは伶って呼んで欲しい。それと伸って呼んでいい?』

「喜んで。ありがとうございました。では、俺はこれで。」

ブイーンと、朝渡された支給携帯がなったので帰ろうとする。




『待って。』

「なんでしょう。」

『放課後、理事長室に行くんでしょ?それと、敬語やめて。』

ってか、敬語の方が楽なんだが。

「呼ばれているからな。それより・・・ちょっと待て。」

そろそろ電話に出ないとヤバイ。

「もしもし。」

凛からだった。

『あー伸?いますぐ職員室前まで迎えに来て。』

「了解しました。すぐに。」

ついでに言うと星央は携帯使用休み時間OKです。

――――プチッ――――

電話を切って、




「それで?」

『その後話があるから、終ったらあなたに用事があるから、生徒会室に来て下さい。じゃ待ってるわね。』

会話途中で電話したからか、伶はむすっとしながら、そう言った。

「うっ、そんな顔すんな俺も失礼な事をした。申し訳ない。」

会話途中で電話は確かに失礼だ。凛と葵に迷惑がかかる。

すると、満面の笑みで、

『もうっ・・・仕方ないわね~。じゃぁ、また後でね。伸』

と、屋上から去って行った。

畜生、今のは少し・・・少しだけ、可愛かった。

「・・・ってか、あいつ何で俺のこと知ってんの?」

呟きがこだました気がした。

いやぁ、出ました。生徒会長の伶さん。

生徒会超有望株です!笑

今後のキーになるひとりです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ