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中二病

俺も先輩と一緒に走って逃げたかった。

『どーする?』

『どーするんですか?』

「・・・・・・・・・・・分かりました。」

駄目だ。勝てない。ってか、勝てる見込みがない。




昼は、星会について2人は外せ無い用があるらしく昼休みは、席を外してる。

本当は無理しても付いて行きたかったが、星会のメンバーが一緒だからと、何を言っても駄目だった。

後で、俺が連絡を貰って迎に行くことになっている。

それまで、取り合えず一人で居たかったので、屋上に出た。

「ふぅー。」

買った紅茶とパンとお握りで腹を満たした後、煙草とライターを取り出す。

一服しながら色々と・・・考える。

人には他人に入られると嫌悪を抱く『パーソナルスペース』というのがある。

俺は、取り合えず一人が好きでこれのスペースが狭いと見せかけてとてつもなく広い。

分かりにくいって?




別に人見知りってわけじゃない。ただ人より壁が物凄く分厚い。

先にある程度顔見知りになっても、常に人との一定距離を保つ。

その、方法を知っている。

出来るだけ目立たないように。

話しかけられないように、うすく、地味に、人に対して怖くあれ。

人が嫌いって訳じゃない。ただ、関わるのが怖いだけ。

だから、早坂姉妹も俺にとっては護衛対象ってだけで、他人と変わらない。

俺の出生は、てんで分からないし、親がどんな顔かそれすら忘れた。

人によったら冷たい・・・って思うかもしれないなぁ。

腹黒い奴の方がまだましか。黒っていう色があるから。

俺の色は白でもない。【無い】んだ。

これが、裏の感情か表の感情か。それすら分からない。

思考の泥沼。

別にこれが不幸だと思わない。でも、人との距離を保っている方が楽だろう?

悲しみも無い。

・・・・・・ってだいぶ、感傷的になってんな。

さすが俺。中二病。でもこれは嘘じゃない。




出来るだけ目立たないように。

話しかけられないように、うすく、地味に、人に対して怖くあれ。




暗い思考をシャットダウンして脳の奥にしまう。

煙草をもみ消し携帯灰皿に入れる。

ポケットにしまう。すると、

ガチャと本来入れない屋上の扉が音をだした。

俺は強引に入ってからきちんと一人になるために鍵は閉めたはずだが・・・。

伸の暗い部分を少しだけ引っ張りました。

出生もいつか明らかにする予定。

暗い感じです。

伸は、根暗じゃないです。・・・違いますよ!笑


さぁ、扉から誰が入ってくるのか?

それはまた次回。

では!

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