31.巻き戻せないあれやこれ
時間の流れはとは無情で…。
やらかしたことは既に修正出来ないところまできていて、そのうち日本が黒船来襲された時みたいになりそうなこの星。
違うな…アメリカ大陸発見ぐらいかな、まぁ当事者じゃないのでわからないけども。
先住民をボコボコに出来そうなことが伝わればどっちでもいいです。
さて俺は山から神獣の背中に移住しました、洞窟でネタバレしてからこっち、地のちゃんの背中でぐうたら生活しながら世界を眺めて回ってます。
ここは、地球のバンゲアのように1つに纏まった、星の唯一の大陸、正方形を45度傾けた物に近い形、王国はそんな大陸の最西端。西から登る太陽に見える衛星も、神様の住む仕事場なんだってさ。
見えてない月も夜の仕事場だって。
地球で言う赤道を定時で回るように調整して、地のちゃんは地殻変動などに、空のは大気汚染に、海のは水質管理等を主に受け持ち、人が住めるように整えられた環境を作り上げる。
やってることは蟻の巣観察と変わらないけどスケールが大きすぎてヤバい。
見た目で言えば、犬、猫、蜥蜴、鳥、兎、魚、猿。
そんな人間の元になる種族達、加速した猿だけがすでに人としての文明を造り初めてる。
神様の間では猿だけ一旦切り離す案が出てるようで、俺のやらかし具合もヤバい。
言語のおけげで伝えたいことがスムーズに伝わる、ただそれだけでジェスチャーや意味不明な鳴き声だけの人達の何倍速にもなるなんて言語が当たり前な俺にわかるわけないじゃん。
それが原因で滝の洞窟での封印、まさかの神様からの罰。
あのタイミングで封印が解けたのも神様の意思らしく、神獣達も見ていたらしい。
ライブ配信で全裸晒すなんて…神様の罰はかなりのダメージだな…。
一旦色々と保留になったのは闇夜様が今までの実験と似たようなことばかりではつまらない、と光昼様を押しきったからと言う裏話もあった。
世界の色々を聴きながら、地のちゃんとの会話も楽しみつつ、惰眠を貪る。
地のちゃん改めチノちゃん(アダ名)になってからきっとこの子はずっと笑顔。
もうこの背中の上で、たまに洞窟で、一緒にすごして何年か何十年か何百年たったのか、わからなくなるぐらいには満喫してる。
たまにバハムートことハムが空からこっちをジトーっと見てるけど、海辺をチノちゃんが歩いてると、レヴィアタンことレビちゃんズもこっちをジト目で見てくるけれど、この背中の安定感には変えられない。
はっきり言ったわけじゃないけど、ここにいると寄ってこないし、今はこのままダラダラしよう。
どうせまだ何千年かそこらは滅びそうにないしチノちゃんの暇潰しに貢献しつつ、世界の観察を俺は俺で勝手にしてよう。
滅亡イベントが起こる日までそんな日常はダラダラと続くでしょ。
首とかに股がるとチノちゃんが慌てるからしないようにしてる。




