表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/25

13.靴よりヒモサン

アル君店教えて。

というわけでアル君に聞いてやって参りました靴屋さん。

さっきの服屋さんのお向かいさん。テンション下がったー。

店を見るたび地獄を思い出すのか…。


と気を取り直して靴屋さんに入店。


「いらっしゃいませー」


靴屋さんはお姉さん。

革ブーツあるじゃん。え?なんか現代っぽくない?こんなもんか?まぁいいや。

とりあえず店内見回す。おや?何回映画とかで見たようなヒモのサンダル発見。


「すみません。このサンダルのヒモが白か黒ってありますか?この革じゃなくて布でいいんですけど。」


「申し訳ありません。そちらの商品は今は革ヒモしかなく。向かいの店で布を買ってきて頂ければ交換は可能です。」


向かいの店だと…


「わかりまさした…買ってきますのでこれ下さい。」


「ありがとうごさいまーす。交換の準備しときますね。」


というわけでお向かいさんへ…入りたくないなぁ…。と思いながらも渋々入店


「いらっしゃー…」


最後まで言えよ!気まずいなぁチキショー。


「あの…ヒモサンダルのヒモがお向かいさんになくてですね。」


「あっ…あぁ。あるよ。」


安心したなおっちゃん。さすがに2回も3回も起こさないからなあんな地獄。


「これでいいかい?」


おぉ。さすがおっちゃん。何も言わずとも白黒のヒモ。


「それ下さい。」


「まいどー。」


精神へのダメージが半端ないな。石の中に閉じ込められてた時より磨り減る。

さぁ交換してもらおうとまたお向かいさんに。


「買って来ましたー」


「はいはーい。交換は少し時間かかりますけど待ちますか?」


「待ちます。」


「わかりましたー。出来る限りの速さで交換しますね。」


お姉さんの笑顔に癒される。

ちなみに今の服何だが、じつは1枚の布をなんかぐるぐるっと体に巻きつけてるだけなんだよね。

ギリシャとかローマの昔にもありそうな感じ。そこへこの脹ら脛まで結ぶヒモのサンダル。

顔が日本人じゃなければ。まぁいい。コスプレ感MAXだけど嫌いじゃないよ。

でもスカートになってるから足がスースーしてちょっと落ち着かない。


どうせ待ち時間だし少し魔力の特訓でもするかなってことで、今着てる服まで魔力を通す。

んー?なんか通りが悪いなぁ…まぁこれからだから。

ちょっとずつちょっとずつ。半分てとこかな?これも常時展開しとこう。


「お待たせしましたー。こちらで履いて行きますか?」


「いえ。足の裏洗ってからそこで履きます。ありがとうございます。」


「こちらこそお買い上げありがとうございましたー。」


というわけでヒモサンを手に入れた。

これでこの時代は完璧だな。

さぁ足を洗おう。

ついでに旅に行こう。

もうこの王都に思い残すことはない。多分。




城門出てすぐ脇の小川へちょっこー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ