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スキルマイスターの苦悩  作者: 水田万里
4/22

遭遇と遭遇

何か痛い。


寒いし。


「うわぅ!」


変な声をあげ飛び起きる。


うわぁ…大雨ですやん、

っつーか記憶消えてないんですけど。ガッツリ神様の記憶ありますけど……


ってまぁいいか。


どこだよここ。まずは雨宿りしないと凍死するわこんなん!!


「いや、マジヤバイHP2位しかないわこの寒さで」


かじかんだ手を見た、その時


name

年齢18

level 1


HP 10/40


MP 120/120


skill

鑑定 1

スキルマイスター 1

魔導術 0




いや、これはゲームに寄せすぎでしょ。


神様も悪ふざけが過ぎるわ。


けど…ちょっとわくわくする俺もやだわ。


しかも18って最高っすわ。

三十路手前からのタイムリープだわぁ…


ってか名前なんでないわけ?俺には立派な名前が、名前が…?おいおいおい


名前が思い出せない!何でだよ!


そこだけ?ねぇ?そこだけリセットなの?!


まぁいいか俺を知る人なんぞこの世にはいないしな。


ガサッ


ヤメロヤメロやめてくれ。


あれか、例のやつか?


グルルルぁ


ヤバイこれは死ぬやつだ。


犬だ、しかもドーベルマンなんぞ可愛く思えてくる大きさの。


もう次の転生先決めとこうか……


「言ってるバヤイじゃねぇえ!」


ハシレハシレ走れ!!


ちょうどいい木発見!!


ノボレノボレ!!


ガウガウガウグルルル


あっぶ、やばかったよぅ、諦めていけよぉ!





一時間後…雨はやんだが……


なんでもう一匹来ちゃうんだよ……


確定死亡じゃん!


なにこの短期間に何回も命の危機って!

確変中かよっ!!


「クッソ本当にヤバいよこれ、だれかいませんかー助けてくだサァい!!」


もうびびりすぎてカタコトになってるし仕舞には興奮させちゃってるしぃぃ


ドォン!!


え?


木が大きく揺れる。


「おいおいおい体当たりってマジすかこんな巨木倒れっこないでしょ」


ミシ


ソノオトハヤメテ


ミシミシ


メキャ


バカじゃないの?なんでここに下ろしたんだよバカ神様!



「くっそぉぉぁぁあ」


ドォォォン!!



ギャキャン


巨木が犬二匹下敷きにしてます。


た、助かったぁ……



「オーイ!ダイジョブかぁ?!」

走ってくる図体のいい男が叫んでいる


「はーい!ダイジョブです!」

この世界に来てからの第一村人発見!!

「お前、冒険者か?ここらじゃ見ない顔だが?」


「あー、とあのですね田舎から出てきたんですが、ファンタスティックな道の迷いかたをしてしまって気付けば森のなかだし、でっかいワンちゃんに追いかけられるわで……」


「そりゃ災難だったな。俺は冒険者のバッツだ。お前は?」


「えー、僕はですねぇ今のところ無職でして、名前は」まだないでは不味い


「ナナシです。」


「ナナシか、それはそうと随分でかいのをヤったな折半ならギルドまで運んでやるぜ?」


「あっこのワンちゃんですか?こんなの持てる訳もないのでよろしくお願い致します。」


「おう!」

そういうとデカイ二匹を担ぎ上げると歩いて行く


「あの質問よろしいですか?」


「あぁ、あとそんなにかしこまんなよ、俺は別に偉い人間じゃないぜ?」


「はい、ですがこれは癖なので気にしないでください。この方が楽なんです。」


「町はここから近いんですか?」


「近いんですかときたか、近いっちゃ近い歩くとここからだと5日は掛かるな。」


5日も歩けないわ

考え込んでいると「ハッハッハすまんからかった」

なんだよぉちょっとびびったでしょ!!

「ここからなら半日も掛からんよ。」


正直ホッとした。いくら18の身体とはいえ、

3日も4日も歩きたくないし、歩けるわけがない


グゥゥー。

ホッとしたら正直者の腹が鳴く


「ここらで飯にするか解体がてらな。」


ありがたすぎる申し出断るよしもない。

「はい。そうしたいです!」



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