21話 お助け人
【シーネル】ユウマさん?
【ユウマ】あ〜、いいよ別に〜(適当)
【シーネル】わかりました!じゃあ早くて3日後くらいに王都へ輸出していきます。
【ユウマ】は〜い。………って、ん?
【ユウマ】(やべぇ、シーネルさん今何か言ってたと思うけど、ほとんど聞かずに返事しちゃった、シーネルさんもう部屋から出ていっちゃったし…まぁ多分大事にはならないだろ!)
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【スイ】ねぇねぇハク〜?
【ハク】はい、どうしましたか?
【スイ】パパが帰ってこなくなってからどのくらいたった?
【ハク】今日で2日目ですね。
【スイ】寂しいぃ〜!
【ハク】ですね。村長になって忙しくなったと言われましたが…
【スイ】むぅ〜!
【ハク】(スイ様にはお辛いですよね…)
【スイ】早く帰ってきてほしい〜!
【ハク】ですね。
【ハク】気分転換にどこかへ行きますか?
【スイ】行きたい!
【ハク】では行きましょうか。
(一方その頃ユウマは)
【ユウマ】新しくでた要望が、それぞれ遊び場を作って欲しいっていう意見が多かったな…
【ユウマ】この村、そんな子供多かったのか…?
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【書類1】 ー人口減少防止の案ー
・村の人口減少を止めるための
案を出し、 実行してほしい
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【書類2】ー新鉱山の書ー
・新しい鉱山が発見されたので
鉱山の所有権を表明してほしい
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【書類3】ー水遊び場がほしいー
・暑くなってきたから水遊びが
できる場所を作ってほしい
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【書類4】 ー新武器提案書ー
・対魔物用の新しい遠距離武器を
考案ほしい
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【書類5】ーのんびりさせたいー
・こどもが安全に遊べるように
するか遊び場を作ってほしい
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【書類6】ー畑を作ろうー
・畑を拡張したいから畑にしては
いけないところを教えてほしい
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【ユウマ】んん〜、なんかこう…あれだな…
【ユウマ】(なんかすごい生々しい…あと生活縛られすぎじゃない?)
【ユウマ】(どうなってんだよ!例えばこれ![対魔物用の新しい遠距離武器を考案してほしい]ってなんだよ?!そういうのは武器屋とか鍛冶屋とかの仕事だろ!どうして村長が考えなくちゃいけないんだ!)
【ユウマ】(あとこれ![暑くなってきたから水遊びができる場所を作ってほしい]だ〜?そんなん、、自分で作れって話だろ〜い!)
【ユウマ】(なんなのこれ?!村長は何でも屋かよ…)
(少々イライラしていると)
コンコンコン
【シーネル】(ドアを向こうから)ユウマさん、今お時間ありますか?
【ユウマ】(おや?シーネルさんだ)
【ユウマ】はい、何か用ですか?
【シーネル】はい、今更かと思いますが、この村を案内しておこうかと思いまして
【ユウマ】あぁ、たしかに全部把握していないな…
【ユウマ】よしわかった、じゃあ案内頼んだ。
【シーネル】はい、任せてください!
(現在地…村長の家正門)
【シーネル】では行きましょうか
【ユウマ】はい
【ユウマ】(シーネルさん、今日の格好すごい似合ってるな…やっぱりモデルがいいと服も自然と似合うようになるんだな)
【ユウマ】(俺はこんなか堅っ苦しい服装だからな〜、、って俺元々服のセンスないって前世で言われてたわ、あっやべ…悲しくなってきた)
【シーネル】ここがこの村の市場です!
【ユウマ】バッジェさんの家から少ししか歩いてないけど、こんなところあったんだ
【シーネル】はい!ここでは村外から取り寄せたものを主に販売しています。週に3回ほど商人の方が来てくれてこうして市場を開いています。
【ユウマ】へぇ〜〜そうなのか
(しばらく市場を見学していると)
【商人】おっ!そこの兄ちゃん!これ買ってかないかい?うまいぞ〜!
(商人は何かをユウマに見せてきた)
【ユウマ】(なんだ?これ?紫色の…リンゴ?)
【シーネル】ちょっと待ってください。ユウマさん、こんなの家にありますよ。
【商人】ん?あ!あぁ〜村長さんの娘さんじゃないか〜!
【商人】兄ちゃんは娘さんのなんだ?もしかして彼氏さんかぁ?(揶揄うように)
【シーネル】なっ!違います!!(照)
【商人】へへっ〜…ほらよっ!
(商人は手に持っていた紫色の何かをユウマに向かってふんわりと投げた)
【ユウマ】おわぁ〜っと…ふぅ…
【ユウマ】って、これは?
【商人】あぁ〜サービスだよサービス!娘さんを揶揄って拗ねさせちゃったからね…詫びってことで受け取ってくれ!
【ユウマ】あぁはい、ありがとうございます。
【商人】えぇいいいってことよ!
【シーネル】まったくもう…行きますよユウマさん!
【ユウマ】あぁはい!
【シーネル】まったくもう…
【ユウマ】(シーネルさん、目に見えて拗ねてるな)
(シーネルは多少不機嫌になりつつも次の場所へと進んでいく)
【ユウマ】ん?ここは…教会?
【シーネル】そうです!教会です!
うぃぃぃぃん(ドアが開く音)
【シーネル】(小声)失礼しまーす
【ユウマ】(小声)お邪魔しまーす
うぃぃぃんガチャ(ドアが閉まる音)
【???】ようこそお越しくださいました
【???】私はこの村で唯一の職業の[聖職者]である「ハブ・アルバトン」と言います。
【ユウマ】どうも…村長代理の如月ユウマです。
【ハブ】あなたが最近話題のユウマさ様でしたか。
【シーネル】久々に来たけど…特に何も変わってないわね
【ハブ】ええ…模様替えは好まない主義なので…
【シーネル】ふ〜ん
【ハブ】こちらはいらしたのは何か用事があって?
【ユウマ】あ〜いえ、俺が村長代理だけどこの村のことがあまりわかってないので今シーネルさんに案内してもらっているんです。
【ハブ】おぉ、そういう経緯でここへ…
【ユウマ】はい
【ハブ】あの人もああいう性格なので…こういうことになるのも必然…か
【シーネル】ですよね〜
【シーネル&ハブ】ははははは!(笑う)
【ハブ】では、今度来るときは教会としての用事であることを望みます。
【ユウマ】はい、どうもありがとうございました。
【シーネル】またね〜!
【ハブ】はい。それではまた…
うぃぃぃんガチャ(ドアが閉まる音)
【ユウマ】いい人でしたね
【シーネル】みんないい人だよ〜!
【シーネル】さぁ!次行こうか〜!
【シーネル】次はね〜広場に行ってみようよ〜
【ユウマ】広場ですかー?
(そうして広場へと足を運ぶユウマとシーネル)
【シーネル】広場とうちゃーく!
【ユウマ】おぉ✨!すごい自然豊か!それに広い!
【ユウマ】(こどもも何人か遊んでいるな)
【ユウマ】(あれ?でも…)ここに遊び場があるのに、遊び場が欲しいっていう要望があるのはなにかおかしくない?
【シーネル】あ〜その件ですか、それはですね。この広場が村の外壁沿いにあるので…たまに魔物の超音波とかそういう類のものの被害を食らってしまう人がいるんですよ。だからもっと安全な遊び場が欲しいっという感じですね。
【ユウマ】ほうほう、超音波と…って、へ?超音波?そんなことするやつもいるの?
【シーネル】はい、ここらへんの魔物は色々な奴がいますから。
【ユウマ】そ、そうなんだ…(やっぱり魔物怖いな…超音波とか防ぎようがなくないか?)
【シーネル】次、行きましょうか
【ユウマ】あっうん
(広場を後にし、次に向かったのは)
【シーネル】ここが一応最後ね!
【ユウマ】ここは…噴水があるね
【シーネル】ここはこの村の中心よ!目の前にあるのが噴水で、それを取り囲むようにお店があるの!
【ユウマ】あれは?
【シーネル】薬屋ね
【ユウマ】あれは?
【シーネル】鍛冶屋ね
【ユウマ】あれは?
【シーネル】本屋ね
【ユウマ】色々あるんすね
【シーネル】ふふーん!最北の村ってだけで実際は意外にもちゃんと栄えているのよ!人口も40人は超えてるもの!
【ユウマ】なっなるほど…
【ユウマ】(先に町を見ちゃってるからどうも感覚が…)
(村長の家に帰る帰り道で市場によるユウマとシーネル)
【ユウマ】(なにかスイとハクに買っていかないとな)
【ユウマ】(とくにスイ…寂しがってないかな?)
【シーネル】どれにするんですか?
【ユウマ】うーん…悩むな〜
【ユウマ】(スイには、赤か青か…)
【ユウマ】(ハクには白か黒か…)
【ユウマ】うーーーん…
(5分後)
【シーネル】………まだ?
【ユウマ】よし!決めた!
【ユウマ】これください!
【商人】まいどありぃ!
(帰宅後)
【ユウマ】今日は久々に家に帰ってもいいかな?
【シーネル】久々って…まだ2日ですよ
【ユウマ】あれ、そうだっけ
【シーネル】もうホームシックですか?
【ユウマ】あはは〜、、
【シーネル】まぁ、住人の要望も今日中に解決してだというわけでもないですし…実際お父様もかなり日中外へ出ていたし…
(するとユウマはもう支度を終えてドアの前にいた)
【ユウマ】では!また明日!
【シーネル】え?ちょちょちょ!
うぃぃぃん(ドアが開く音)
【シーネル】ちょっと待ってぇ〜!!
ガチャン(ドアが閉まる音)
【シーネル】、、、、、
(ユウマは走ってスイとハクが待つ家へ帰る)
【ユウマ】はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、
(息が切れながらも…走った)
タッタッタッタッタ…
ガチャン、うぃぃぃぃん(ドアが開く音)
【スイ&ハク】??
【ユウマ】はぁ、はぁ、はぁ、
【スイ&ハク】あ〜!!
【ユウマ】ただいま、帰ったよ、はぁ、はぁ、
【スイ】わ〜い!パパ〜!
(スイははしゃいでユウマの元へ行きユウマに抱きついた)
【ユウマ】おっと、よーしよしよし
【ハク】主様、お仕事お疲れ様です。順調ですか?
【ユウマ】いや〜それがね、結構大変だったのよ
【ハク】それはそれは…
【スイ】ねぇねぇパパ〜?
【ユウマ】ん〜?どうしたの〜?
【スイ】スイ、パパが帰ってくるまでいい子にしてたよ!
【ユウマ】本当か?!
【ハク】はい、本当ですよ!
【ユウマ】さすがスイだな〜!よーしよしよし
【スイ】へへ〜
(ユウマはスイにめいいっぱい頭を撫でまくった)
【ユウマ】あ〜そうだ
(ユウマは収納の中から小さな箱を2つ取り出した)
【ユウマ】これ、近くの市場で買ったんだ
【スイ】ん〜?中身は何〜?
【ユウマ】それは開けてからのお楽しみだよ
【ハク】開けてみましょうか
【スイ】うん!
パカっ
【ハク&スイ】おお〜!✨
【スイ】綺麗〜!
【ハク】そうですね。ですがこれはなんというものなんでしょう?なにか中で粉のようなものが舞っていますね…?




